脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

ディメンション治療本格的に始めました

脳溢血脳梗塞の治療にディメンション治療法を取り入れました。

現在は順調に効果を出しています。

すでに書いたと思いますが、耳鍼の創始者ノジェ博士のアイデアを、手指鍼に取り入れて進化させたものです。

ディメンションⅠ、Ⅱ、Ⅲと分けるのですが、ノジェ博士もなぜそれらが出てきてその意味するところなのかは分からなかったようです。

推測はしていたのでしょうが、日本で手に入る翻訳書にはそれが書かれていません。

私はこのディメンションの意味を解明しました。

さらにこれは前から行っていたのですが、なぜそのようになるのかがわからず行っていた診断法が、実はこのディメンションと深く関連していたと気が付きました。

そこまで気が付けばもう簡単です。

あとはどのディメンションを治療すればよいのかが分かるので、その経絡とツボを刺激すればよいのです。

例えば脳溢血の場合痙縮を起こしているところは、ディメンションⅠとⅡが主に関係します。

もちろん運動野から出ている信号も補強してやることになります。

ディメンションⅠとⅡの脳に関係するツボを取り、そこを抑制するまたは補償することをします。

もちろん運動野も刺激します。

例えばディメンションに関係する腎臓のツボは、合計3つになります。

これは伝統的な鍼では考えられないものです。

3か所刺激するということではなく、いま障害となっている臓器や脳神経のツボを、診断したとおりのツボ、すなわちそのディメンションのツボを選び出すということです。

そして補瀉を行います。

これらを理論を立てさらに熟考し、自分の体を使って実験したところ、これで急速に変化が表れ症状が消えてきました。

そこで妹のパーキンソン病にも適用したところ、これがあたりで今では朝起きぬけの震えをほんの少し感じるほどになりました。

お二人の痙性麻痺患者にも適用しました。

まだ2回ほどしか治療はしていないのですが、2回目の治療時にニコニコされ前の治療法がよかった、体が明らかに変わってきたと仰っていました。

脳溢血脳梗塞の治療法はほぼこれで完成ではないでしょうか。

あとはより早く効果が出るよう改良することだけでしょう。

痙性麻痺治療の完成です

治せない痙性麻痺に朗報です

 手のひら先生が自分の痙性麻痺を治す治療法を完成しました。

痙性麻痺は脳溢血脳梗塞後遺症の中でも、治療に関してはお手上げ状態でした。

高麗手指鍼を使ってはじめた治療が、改善と進化を繰り返しやっと完治させるまでのレベルに来ました。

動画で説明しておりますので、ぜひご覧ください。

リハビリは大事です、でも必死に手足を動かしても、筋トレを励んで筋肉を増やしても、痙性麻痺は治せません。

何しろ筋肉の問題ではなく、頭の中の問題なのですから。

それも健常な方と損傷を受けた脳とどのようにバランスをとり、損傷を受けた脳にどのような刺激を与えるか。

脳のツボは手のひらにはそれまで描かれていなかったので、まずそこのツボを精緻に描くことから始めたというわけです。

そこにただ鍼を打てばよいというわけでなく、打ってみたが効果はあまり感じられなかったのです。

そこで様々に工夫をして、一段一段階段を上るようにしてきました。

やっと上り詰めたのが今回紹介する方法でした。

先達の研究を踏まえそれを改良し、さらに自らの発明品を使って、痙性麻痺治療が完成しました。

こちらをご覧ください。


高麗手指鍼の痙性麻痺治療」

www.youtube.com

脳溢血の後遺症治療 10月2日

 パチパチとイオンパンピングコードを使った治療は、今までにないほどの効果を出すことができます。

しかし脳への刺激は少々きついものがあります。

まだ加減というか刺激の程度を決めかねないでいます。

そのため少々頭が痛いというより重い感じが、1日2日は続きます。

しかしそのあとは体に大きな変化をもたらします。

2日前3日前に連続した治療を、1日開けた本日はとてもすっきりしています。

ちょっとシャドーボクシングみたいに、左ストレートと伸ばしますが、何の痛みも起きません。

ちょっと違和感は残りますが、ジャブジャブそしてストレートと行っても問題なく、もう少しの鈍重感がなくなれば回復です。

これは長い間取れなかった肩甲骨回りの凝り、これが無くなってきたことも可動域が広がった原因です。

考えるに確かに長い間動かそうにも動かせなかったのは、筋力の低下ではなく脳の回復がなかったからです。

回復すればすべての関係する筋肉が、協調して動き始めるのです。

リハビリと言って筋トレをしても、負荷をかけて行ってももとには戻りません。

歩いたからと言いっても、痙性麻痺には効きません。

要は脳神経を刺激し脳そのもののが回復しているのか、または損傷してない脳が代償回路を作るのかはわかりません。

しかし運動野の命令は正しく伝わり始めたのです。

それも健常な方のレベルを磁気で下げて、損傷部分とバランスをとる。

そのような回復方法はではありません。

損傷部分、大脳基底核のツボこれをディメンションⅠ Ⅱと、視床下部のツボこれはディメンションⅠ、これをパチパチと自作したイオンパンピングコードを使って刺激します。

腰はすでに回復していて、凝りのとれただけ身長が伸びたと思えるようです。

なんだかジョギングもできそうな軽さです。

感覚は戻るかと心配していましたが、今回も少々神経痛様の痛みが出た後に、かなり正常になった感じがあります。

問題は左足裏の腫れたようなむくんだような、そして感覚がないところは果たして残ってしまうのかと心配していました。

それも徐々にそれこそ亀のような歩みですが、変化してきています。

やはりやりようによってでしょうが、人間の脳は無限の可能性があることが証明されそうです。

 痙性麻痺があと少しで治るそんな予感

 完全ではないものの、痙性麻痺あと少しで完治です。

このところ使っていたイオンパンイングコードとパチパチの組み合わで、治療法式は完成したようです。

大脳基底核のツボ、ディメンションワンツーをとり、一方はディメンションワンの視床のツボをとります。

と書いても今のところ理解するのは私だけなんですが、手のひらの中にこれだけのツボを見つけ出しました。

これにただ鍼を刺して小さな変化はあっても、効果はまどろっこしいものでした。

そこで上記の基本のところから試しながら、試行錯誤で今回のところまで来ました。

右手に着けるコードは左手にマヒがあるので、右脳を刺激することになります。

左手はそれとバランスをとるために、これもまた工夫して作成したイオンパンピングコードになります。

本日は2回の実験後の状況報告になります。

今までの不完全なものでも、それまであった腰のつまりが取れ、なんだか背が伸びたようになっていました。

それを理論的に整合するコードを作成し、刺激を与えました。

この治療では問題の左肩およびその周囲の障害が一気に取れてきました。

伸ばせなかった左手が右手と同じように、スックと伸ばせるのです。

上にも伸ばせるようになりました。

今までは三角筋と関節の中に痛みが起こりましたが、ほとんどなくなり残ったものも時間の問題で消える感じです。

背中で両手をつなぐのは今少し時間がかかるかもしれませんね。

ともあれ痙性麻痺完治の目途が立ちました。

今私の脳は相当な速さで修復作業をやっているのか、ほかの回路が開通し始めたのか、相当な混乱を始めているようです。

何しろよく眠ります。

夜も昼も合わせると合計8時間ぐらいですが、2時間ほど死んだように深い眠りをして、起きてまた6時間前後をぐっすり寝て、昼寝を1時間深く眠るといった具合です。

足が引っかかります。

ここのところなかったことです。

でも血圧も正常で記憶は年齢相応ですが、集中力が以前にくらべても格段に良くなり、音楽やラジオさえBGMはいらなくなりました。

神経がさらに研ぎ澄まされてきているようです。

人間の脳は不思議です。

今私は指を折りながら1から10までを数えています。

片手づつ行うともちろん10までたどり着きます。

ところが両手同時に行うとなぜか9までしかなりません。

連動するとどこかで1箇所飛んでしまいます。

5回ほどやってみて自分を疑って「頭が変?」と思いながらよく見ると、正常なはずの右手の薬指と中指が連動していました。

そこで繰り返し片方づつ行い正常に戻ったところで両手で行いました。

すると今度は成功です。

なんか脳の再訓練を行った気分です。

脳は片方でも機能しますが、ふつうは左右が連動ないし協調して働くものです。

治療もそのように左右同時に行わなければなりません。

手の中に体が描かれると言っても、それでは左右で足が4本手が4本になってしまいます。

その仕組みはここでは語りませんが、脳の仕組みはよくできています。

理にかなった、進化の論理にかなったものです。

発症直後から複視になり2年ほどは不自由でした。

それが日常生活に支障がなくなってはいましたが、少しだけ後遺症が残りいつも違和感がありました。

これも一生取れないかと考えていましたが、どうやらそれも解決できるようです。

もう8年間近になるんだから、どうにか元通りになりたいですよね。

と言っても自分で自分を治しているんだから、これは自分次第なんですけれども。

ここのところで上半身のほうのリハビリに、ごく軽い腕立て伏せの真似事から始めています。

脳への刺激とすっかり衰えてしまった筋力を取り戻すのが目的です。

占いでは体は今年までで来年から一切問題ないと出たのはは、どうやら正解と言う事になりそうです。

脳溢血脳梗塞後遺症の治療 9月25日

 電気の勉強が苦手でした。

秋葉原によく行っているにもかかわらず、電気のことはさっぱりです。

イオンパンピングコードを自作するのに、はて理論構成の様に通電してくれません。

大学で工学部で電気を学んでいた同級生に、と言っても強電だったのですが、問い合わせても分かりませんでした。弱電のことは分からないとのことでした。

そこで秋葉原のオーディオの茂木に行ったついでに、このことを相談してみました。

どうも右手に使っているコードの半導体は正解でした。

こちらは損傷部分に影響あるところなので、こちら側は良かったようで、この成果が出ていたと思われます。

左手に使っていた方がよくなかったそうで、理論的に電気は流れないとのことでした。

早速半田セットを使って朝から電気屋さんです。

半田付けかなりうまくなっちゃいましたね鍼灸師なのに。

溶接の専門家に聞いたコツの通り、はんだが吸い込まれるようになると成功だと、その通りになってきました。

まだ人間国宝の様に、富士山形になるようにはできません。

今晩自分で治療を行って、その効果を試してみます。

とはいえ今までのコードでも効果はそれなりに出ていて、体は元気になって来ました。

このところ3週間は毎日スクワット10回を1日4,5回行っています。

お陰様で左足モモがかなり太くなり、昔に近づいてきました。

倒れる前は片足で沈み込みまた立ち上がれたのですから、まだ2割程度の回復でしょうか。

それでもかなりバランスが良くなりました。

NHKのためしてガッテンではこのスクワットを行うと、ミトコンドリアが活性化して元気になると放送してました。

事実よく眠れるし元気になった気はしますが、記憶は元気になりませんね。

というわけでイオンパンピングコードとパチパチの効果は、意外と応用範囲が広そうで、脳神経全般をカバーできそうな感じがしてきました。

乞う!ご期待です。

脳溢血脳梗塞後遺症の治療法 9月14日

 新しいコードを使った治療法の結果です。

第2回目の治療の結果を報告します。

とても結果は良いです。

さらに痙性麻痺が取れてきました。

まず第一に昨日も報告しました左肩の痛みが薄れ、左手はスムーズに極限まで伸ばすことができるようになりました。

当然肩甲骨回り、肩周囲の凝りも薄れてきました。

腰の凝りも取れてきたので、下に落ちたものを拾い上げるのも簡単です。

それよりもベットから起き上がって立ち上がる時、重さや痛みを感じていたのがまったくなくなりました。

最大の難関である足裏の感覚。

これはもう一生治らないかとあきらめていたのですが、何かかなり感覚が戻ってきました。

鈍いところは残っていますが、それも今までのものとはまったく感覚が異なります。

表現は難しいのですが、当初あった足の中指の付け根のぷくっと盛り上がったところが、平らになって全体に鈍いところが広がった感じです。

その感じも薄く広がった感じでしょうか。

今おひとりの患者さんには本日ためしてみました。

結果は良いと言ってましたが、来週の報告を聞いた方が正確でしょう。

なぜこのような大幅に前進しかというと、脳の命令と刺激を脳にフィードバックする、その神経経路の活性化を図れるように改善したからだと考えられます。

間中喜雄博士、直本茂司さん 河合先生 松本岐子師と続く方々に、感謝感謝です。

こうして鍼灸文化は続いてくのだと改めて思いました。

脳溢血脳梗塞後遺症治療 9月4日

 夏に血圧がどんどん上がり、その原因が不明で困りました。

塩分は毎日計測して多くて8グラム、少ないと6グラム以下にしていました。

それでもとうとう160に上がって、これはどうしたものかと思いました。

そこで最近本格的に始めた、サーモグラフィー診断を行ってみました。

すると手のひらがまだらで、極端に血流の乱れが見て取れました。

そこで丹念に手のマッサージを行って、と言ってもコツがあることがわかりました。

このコツはそのうち本でも書くときにとっておきますので、今回は非公開にしておきます。

するとなんと翌日から下がり、140から130になり本日は120台に納まっています。

NHKの「ためしてガッテン」では、全握力の30パーセントでタオルを握ると、一酸化窒素が出てこれが血管を弛緩させるので血圧は下がると放送していました。

3か月から4か月は行わないと効果は出ないようです。

しかし理論は異なるのですが、手のひらでは即効に下がりました。

血圧が下がれば心配なく後遺症治療にかかれます。

パチパチを使った治療は徐々に効果が出ています。

そこで前回から患者さんの体で最も活動してない、動きが悪い筋肉の活性化を図る目的で、コードのつなぐ部分を調整してみました。

足の動きを制限しているのが股関節でしたのでそこにしましたが、治療直後は足が軽くなったと言っていました。

しかしもっと根本的に改善を図れないかと、脳の命令伝達を考えてみました。

早速脳の命令が神経をどのように伝わっていくのか?またフィードバックされていくのかを考えました。

俺に沿ってパチパチで使うコードは、市販品のものを真似していたのですが、これでは理論的に合わないことが分かりました。

昨日は休診でしたので、1日を使いコードつくりに費やしました。

はんだ付けはまあまあになりましたが、線が細いので切れることがありました。

そこで切れないように一工夫をしました。

我ながら感心するほどのアイデアでした?

そして昨晩1度だけですが自らの体で実験をしてみました。

左手を伸ばす特に上にあげると肩の三角筋あたりに痛みが走り、まっすぐに伸びなかったのがほとんど痛みが消えたのには驚きでした。

順調に回復途中にあるので筋トレと思っていたのですが、良いものが思いつかないでいました。

ところがこれも例の「ためしてガッテン」で、ミトコンドリアを活性化すれば元気になると教えてもらいました。

その方法は1分間早歩きか、10回のスクワットをすることでした。

私はスクワットのほうを選び、日に何回か試していますが、これが思いのほか効果出しています。

衰えた左半身特に足の筋肉が強くなり、体を支えられるようになってきました。

体幹トレーニングより、太ももを鍛えたほうが良いという新書を読みましたが、まさにこれだったのですね。

お試しあれ!

本日も引き続きパチパチとやって、あと少しの麻痺を治してしまいたいものです。