脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

理論と実践のフィードバック

経絡とはなにか?

 

どこで生まれるのかという、鍼灸史において画期的な考え方を、動画にしてアップしました。

二千年の鍼灸の歴史に新しいページを開く、そのような意気込みで公開しました。

でもわからないだろうなあ?松鶴家千とせ(古いなあ)みたい。

そこで面倒なんだけど、自分でやるにはですが、この考え方とディメンションを考えた、脳のツボノの補瀉とニードルキーパーを使った経絡調整をしました。

細かい所の凝りが取れてきました。

脳の進化3段階をつなげ統一して働きを監視する、そのシステムが経絡なのです。

ディメンション ワン ツー スリー の脳のツボを補瀉し、それを有機的につなげる作業、それが経絡調整ということだったんだと理解した次第です。

脳疾患治療に使いました。

2例ともいままでにない深い眠りと、よい反応が出ました。

 

 

脳卒中後遺症治療動画をアップしました

「脳卒中後遺症治療」ユーチューブ動画です。

 

発症から10年間いかにして後遺症を治そうとしてきたか。

そしてどのような手順を踏んで今の治療法を確立するまでに至ったか、それらをお話い

たします。

最後の2分間はトランポリンを使ったリハビリ運動をお見せいたします。

トランポリン4分飛び跳ねました

脳溢血後遺症 痙性麻痺も完治に近づきました。

飲んでいた降圧剤も服用をやめました。

必要がなくなったからです。

本日の最高血圧は125 最低血圧85 でした。

キラーストレスで脳溢血を起こしたのが原因でしたが、扁桃核の興奮を抑え副腎皮質ホルモン コルチゾールを正常にした結果です。

体の様々なところの緊張があって、中々取れませんでした。

右半身を下にして寝ると、股関節が痛み始めるのもそれだったのでしょう。

正常になるのに10年かかりました。

でもそれを治した治療法は、最初から数えれば7ヶ月ほどでしょうか?

治療法が出来上がってみれば、簡単ではないですが「そういうことだったのか!人間の体はよく出来ているなあ」という感想です。

 

また先達の様々な治療法は、やはり効果があり大したものであるなあ。

そういう感想です。

 

リハビリトランポリンは、いよいよ目標の5分に近づいて来ました。

ゆっくり焦らず着実に、とうとう昨日は4分飛びはねました。

翌日は足がむくみ疲れが溜まって1日中だるいのですが、慣れてきたせいか本日は体より頭の回転にブレーキが掛かる程度です。

手のひらの脳のツボの補瀉と経絡調整、手の甲の脳のツボの補瀉、治療中は頭の中がぐるぐる巡るので、患者さんとは無駄口禁止と言いながら治療してます。

それにしても進化の結果というべきか、神様が作られたというべきか、人間の様々なシステムはよく出来たものです。

薬なんかじゃなくツボの刺激で、十分に体は変わって来ます。

補瀉迎随30年近く前ですが、先生は「私は考慮していません」なんて言っちゃってましたが、それダメですよ!

補遺をしなければ、脳卒中後遺症もがんもパーキンソン病も治せませんぜ!

 

たく!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トランポリン3分間乗れました。

脳溢血後遺症の治療法も完成に近づいてきたようです。

 

最近始めたデイメンション毎の脳神経のツボの補瀉に加え、さらに手の平に加え甲のツボにも補瀉を加えました。

 

今まで中々取れなかった、肩甲骨回りの頑固なこりが取れ始めました。

 

腰回り背中のはりが消えたので、歩行が格段に楽になって来ました。

年明けから始めたリハビリを兼ねたトランポリンも、徐々に長く乗れるようになって本日は3分乗ることが出来ました。

目標は5分です。

手のひらのこわばりも取れて、痺れが出ましたがそれも消えました。

治療回数を重ねれば、このままのペースだと2か月後には完治と言えるのではないでしょうか。

頭の回転も何か良くなったようで、仕事の処理ペースが速まってきた気がします。

 

脳腸トレードオフと後遺症治療

これは「手のひら先生高麗手指鍼講座」に載せたものです。

一般の方には鍼灸師でも難しいかもしれませんが、鍼治療では未開拓ないし完成し得ないでいる、脳神経疾患分野への大きな飛躍可能性を見いだせたのではないか、そう思えるキッカケになった言葉を紹介致します。

脳腸トレードオフという言葉は、耳慣れないと思います。

人間の進化特に脳の肥大化と腸の長さとの関係を、表した言葉として使われています。

回虫博士として知られた元東京医科歯科大藤田紘一郎教授が、ご著書「脳はバカ腸はかしこい」の中で、ヒドラを例にこの関係性を説いた文章があります。

腔腸動物として知られるヒドラです。

ヒドラは餌がなくなると脳を作り出し歩いて新しい餌場に移動する。

新しい場所に来ると要らなくなった脳は、自分で食べてしまうのです。』、

これを脳腸トレードオフと呼びます。

人間の脳が肥大化するに従い、腸の長さがどんどん短くなって来たのは、腸の神経が脳神経に転換したと推測されているのです。

このことの意味を私は1年ほど考えていました。

思いついたのは脳神経に対応するツボが、胃の経絡小腸の経絡上に現れるのではないかということでした。

コロンブスの卵かコペルニクスなのか分かりませんが、突然の発想でした。

すると出てくるわ出て来るわという感じで、脳神経に対応するツボが見つかりました。

もちろん脳神経はディメンションに対応する様にしましたので、経絡上にそれらが重なることはありません。(ディメンション等の解説は上記のブロク等で解説しています)

腸と関係する経絡上で脳神経を刺激できるツボ、これと手のひら上の脳神経のツボを同時に刺激しました。

結果まず顕著だったのは排便でした。

回数が多くなりやがて理想的な便と回数に治まりました。

更に脳溢血後遺症で最後まで取れない凝りが、少しづつ緩和して来たのが実感できました。

動作や血圧も更に改善と良いことずくめでした。

これはすぐ新患で来られた、進行性核上麻痺の症状にも処方しました。

帰る時には付き添いの方が「声がはっきりしてきた」と仰っていました。

またまぶたが下がってきて目が開かなかったのが、徐々に開くようになっていました。

翌週に来られた時は、声もはっきりし目も前回に比べ遥かに開いていました。

自分とこの患者さんそれに妹のパーキンソン病にも処方してみて、結果これが脳神経疾患に効果的なことがわかりました。

まだ初めて3週目ぐらいなのですが、更に陰陽を考え陽側の甲のツボも決め治療をはじめました。

更に体の部分が動き始めていると感じています。

人間進化と鍼灸治療を考えると、まだまだ解明しなくてはならないものが出てきそうです。

 

10月14日 筋トレ序章

血圧も安定させたしということで、本格的リハビリに入りました。

勿論いきなり激しい運動はしません。

「やってはいけない筋トレ」坂詰真二 著 青春出版社刊 を読みながら、先を急がないように始めました。

思った以上に筋肉が弱っているを感じました。

発症から10年、本格的効果のある鍼治療方法を見つけてから、およそ3年経ちました。

脳の調整は98パーセント以上、おそらく回復しているはずです。

交感神経の異常な高ぶりも抑えられますし、もちろん脳溢血の原因はキラーストレスでしたが、その治療法も完成いたしました。

そこでまず筋トレは足から始めました。

後遺症で足が以前のように動かないのは、筋繊維が相当程度衰えたからと思っていました。

どうもそれが正解だったようです。

自重筋トレです。

スクワットです。

左足1本でスクワット10回を1セット、休憩を入れて3セット行いました。

ヒエーッというぐらい効きました。つりそうになりました。

左右の足の太さは変わらないようでしたが、中身が相当スカスカだったのが分かりました。

筋トレは三日に1回の指導でした。

翌日は試しに腹筋を行いましたが、すぐやめました。

腹筋がつったからです。

イヤー痛かったですねえ。

降圧剤飲んでも血圧が長い間安定しなかったので、負荷をかける運動をしなかったツケがこんなところに出ました。

それからダンベルを持って、肩甲骨周りの筋肉をほぐすようなことをしましたが、これも効果的です。

自分では脳の問題と思っていたのが解決し、どうやら筋力の低下が問題だった部分もあったようでした。

おそらく腸などもダメージを受けていて、それで便通が安定しないこともあるかもしれません。

腹筋等を鍛えることで、こちらも良い影響が出るのではないかと、期待しています。

手のひら先生の新・鍼灸理論を動画にいたしました。

二千年以上歴史のある鍼灸医学ですが、治療範囲は限定的でした。

古代の偉大な治療家は解きたくても解けなかった大きな謎を、生命形態学という三木茂夫教授の進化論と

フランス人医師ポールノジェ博士のディメンションという発想、そして韓国人柳泰佑師

によって発見発明された、高麗手指鍼を使って解明しました。

そこで誕生したのが今回公開する「手のひら先生スタイルの新・鍼灸理論」です。

人間は進化によって脳が3層構造になりました。

心臓は古代の魚の時代と比べると、複雑なメカニズムを持つようになりました。

肺は鰓から肺という臓器に変化いたしました。

免疫は安保徹新潟大学教授によって発見された、自己傷害性も持つ原始免疫から胸腺の発達によって

がんと闘えるT細胞免疫を得た獲得免疫に発達してきました。

これらを古代治療家は14の経絡によって、病気治療に対処しようとしましたができませんでした。

今日まで東洋医学鍼灸医学が停滞し、西洋医学に比べ評価が低かったのは、進化に伴って現れるツボの欠如でした。

私は上記の先達の方々の業績から刺激を受け、鍼灸医学を現代に対応できるように、新たにツボを発見し理論構築をしました。

古代の偉大な治療家は気が付いていながら、論理的に説明できなかったことが数多くありました。

それが十分に説明がなされ且つ治療に結びつけることができるようになりました。

腰痛肩こりの治療から、免疫疾患・脳疾患・心臓疾患・肺疾患など、今まで鍼治療では成果が上げられなかった、

まったく手が付けられなかった分野まで治療範囲が広がる、その扉が開けられることになりました。

動画は順次公開いたします。

まずは第1章から5章までご覧ください。

第1章 東洋医学の構造 

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第2章 気について  

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第3章 ツボについて 

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第4章 治療の場  

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第5章 治療理論   

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