脳溢血後遺症治療経過 自分で自分を治療する
手のひら先生の高麗手指鍼でも、脳溢血の後遺症治療は中々難しいものがあります。
そこで研究したのがサウンド・アキュパンクチャの後遺症治療です。
サウンド・アキュパンクチャの原点は東洋医学の原典、黄帝内経に書かれている内臓に対応する音、これが発想の元になっています。
しかし5音だけでは対処の使用も無く、脳から内臓から様々な音があり、さらにそれらを強めたり弱めたり、鍼灸治療の要機の調整は出来ません。
脳研究が進めば進むほどその複雑さと神秘さが明らかになります。
しかし未だに脳そのものを統括している場所も確定されていない。
治療の面から考えれば、脳の損傷箇所を修復するだけでは回復するわけも無く、また代償または補償する場所を他の脳の部分に作るに際しても、それらがどのようにして作られていくのかは未だに不明である。
そのような状況では有りますが、サウンド・アキュパンクチャは着々と実績を挙げています。
半身運動麻痺のかたが、左手をテーブルの上に乗せられるようになり、左足も上がるようになった気がしてきたという報告をいただいています。
ここで私の痙性麻痺で、運動制限や筋肉が硬直していることの改善を図り、新しいCDを製作いたしました。
これらが引き起こされる原因となる場所は、脳の橋や中脳といわれているところで、ここが以上興奮して引き起こされるといわれているのです。
まだ試聴開始3日目ですが、凝りが少なくなり動きがスムーズになった気がするのと、確かに筋肉のバランスが整い始めたのは実感しています。
左股関節内の腱が中々緩まず、右を下にして横になっていると、じんわり痛みが起きてくるのです。
直接鍼を刺して緩めたり、皮内鍼を試したり股関節の調整をしたりしましたが効果が出ませんでした。
それがやっと緩み始めたのです。
脳溢血後遺症の治療経過というのは、このような気付きの連続で回復していくのかと思っています。