脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞治療 6月3日

 左の大殿筋はすっかり元のように戻ってきました。

痙性麻痺はまだ残っていますが、回復とともに筋力の低下が強く感じられてきました。

そこで本当に軽いスクワットを室内で、1セット10回を3セットやっただけでも疲労が激しいことに、改めて気がつきました。

新陳代謝も急激に衰えてきたようで、少々食事制限したぐらいでは体重は減りません。

ウォーキングでは膝に負担がかかるし、今の自分には結構応えるようです。

そこで考えたのが、サイクリングです。

ちなみにわが町には多摩川沿いにサイクリングコースもあるので、3か月ぐらい先にそこでデビューすることを目標に始動しようと思いました。

脳の方は順調に回復して来ていまキーをうつスピードも、3年前から比べれば雲泥の差です。

リハビリはかなり患者に負荷をかけすぎているように思います。

もし私が頑張りすぎて毎日ウォーキング、スクワットなどの筋肉トレーニング、などなどを必死こいて行っていたら今のようにはなっていないでしょう。

脳がストップをかけているのに、無理に動かすことは返って脳の回復を遅らせてしまいます。

脳というのは自分の体の状態を完全に把握しているものなのです。

そう言うセミナーを受けた私は、そのことがよくわかります。

いま行われているリハビリは、脳の分析までした行っているわけではなく、科学的分析からなされているものではありません。

その患者さんにとって回復過程における負荷を、どの程度が適切であるか定量的に決めているわけではありません。

そこでおやっと思えるようなものが、リハビリになるとして患者を集めているのです。

書籍はあってもまだまだ脳科学と連動した、科学と呼べるまでの完成度はありません。

脳の回復がまずあってそののちにリハビリが始まり、失われた功緻動作や筋力回復が次になされるべきです。

やりすぎは返って回復を遅らせまたはストップさせてしまいます。