脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血後遺症回復期に現れる神経痛

 脳溢血後遺症治療用サウンド・アキュパンクチャ、最新版を聞き始めてまもなく1ヶ月になります。

順調に回復してきましたが、本日は左足の裏、左手に神経痛様の痛みが出ています。

これまではちょこちょこと痛みが走ることがありましたが、このように大腿二頭筋が重く表面がじわっと痛むのは、この病気になって初めてです。

その前は腕のつけねの三角筋の中、筋状の痛みが有りました。

こちらは痛みが消えると腕の凝りが消えるといった具合です。

これから判断すると、感覚が戻る前には脳神経の回復があり、それに伴って神経痛の痛みが起こると考えられます。

回路が修復されつながると、電流が流れる前に信号が送られる、そのようなものが神経痛なのでしょうか。

私の場合高血圧が長く続き、心臓もダメージを受け左室肥大で心電図もST波異常があり、その影響で肩や肩甲骨周りに凝りが出ていました。

それが後遺症からくる凝りと混在していたようです。

本格的に心臓の治療を行い1週間程度になりますが、心臓の自覚症状が無くなってその凝りがなくなった、と同時に本来の麻痺部分がはっきりしてきました。

降圧剤は処方量より半分以下に調整していますが、起き抜けの血圧が安定してきました。

平均起きてすぐの血圧は最高血圧130台、最低血圧は80前後から90台まででした。

心臓治療を行うことで血圧が安定してきたということは、私の場合は心臓も影響していたと見えます。

この心臓病治療と書きましたが、鍼治療の世界では画期的な治療法と思います。

知りうる限りの文献にはこのような治療法はないからです。

もちろん高麗手指鍼にはまず心臓を刺激できる正しいツボが描かれていません。

心臓には四つの部屋が有ります。右心房右心室、左心房左心室です。

この4箇所にはそれぞれツボが有ります。

それに対し補瀉を施すと全体のバランスが取れます。

それに鍼灸の基本である気の調整を行うことで、さらに心臓機能がバランスよく取れることになります。

心電計も用意したので、しばらくしたら公開しようと思っています。


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