脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞の鍼治療 12月10日神経痛が起こりました

 昨日は引き続き同じ処方をしました。

鍼を刺してしばらくしたら、左足太ももの内側に激痛が走りました。

そっと触っても痛みが走ります。

そのうち前も後ろも痛みがどんどん広がってきました。

特に内側は内転筋のあたりでしょうかひどく痛みます。

痛み止めの塗り薬でも使いたい気分です。

これはいつも患者さんにお話しているように、脳神経が回復するときに付随して起こる神経痛と観念しました。

理屈はつかないのですが発症したときから、右側面の股関節を下にして寝ると、長く同じ姿勢を保てなくなって痛みが走ります。

寝返りが出来なかった体が最近は出来るようになり、その痛みもへってはきましたがまだ残っています。

直接鍼を刺してみようと思ったときもありましたが、どうも原因はそこにありそうも無くそのままにしていました。

からだに歪みがありそこを治さないと、この痛みも消えないと思ったからです。

もう発症から4年経過し当初からだが左に捻じれていたのが治り、左右の足が並行に並ぶ様になってきました。

それでもまだ股関節の痛みが取れません。

右ひじを突きながら横になって長時間テレビを見ていると、身体が揺れてきて股関節にジワーッとした痛みが湧いてくるのです。

それがどうやら治りそうなのです。

昨日の神経痛の痛みはほとんど消え、内転筋あたりに痛みの痕跡が感じられるだけになりました。

それとともに身体はまた緩んできました。

ゆっくりとした歩みですがこのようにして脳神経は修復されていくのかと感じるのです。

本日は患者さんに同じことを処方しました。

手足に同じように痛みがあります。

手を伸ばしたりするとまだ動かない筋肉が伸ばされて、そこに痛みが走るものと思います。

それが刺鍼後消えたそうです。

立ち上がって歩き出す左足が、心もちいつもより上がって歩き出したように見えます。

これが明日目覚めたあとどのように変化したかが楽しみになってきました。