脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞後遺症の鍼治療  スロージョギングが出来るように

 昨日ウォーキングしました。

2キロほどの距離ですが、3年前は1回歩けば2週間ほど身体が動きませんでした。

今は週1,2回なら続けられそうです。

前回は5日ぐらい前でしたが、そのときは33分くらいで帰ってきました。

今回は32分でした。

リハビリを兼ねてなるべく手を振り、歩幅を大きくして歩いてみました。

単に歩くだけではリハビリにならりません。

脳に刺激を与えられるように手足に神経を集中して歩いて見ました。

速さを増せばバランスが崩れているのに気がつき、それがどこの筋肉の衰えかと言うことが理解できました。

ウォーキングの最後のほうで、スロージョギングをして見ました。

身体のバランスを見るのにはより確かだ方法と考えました。

数ヶ月前も試みたのですが、すぐ疲れてしまったのと腰や足の動かないところがあり、ほんの数歩しか出来ませんでした。

今回は30メートルほどのろのろと、それでもジョギングが出来ました。

いまはリハビリの最中であり、痙性麻痺なのか筋力の衰えなのかそれとも血行障害の影響なのか、判断が難しくなっています自分の身体なのですが。

じっとしていて立ち上がるとき、腰が固まったようなときがあります。

あの感じは血行障害だと思います。

左足ふくらはぎを触って見ます。

昔あったこぶのような塊はなく、全体に感覚が鈍くなっています。

後は太もも裏とでん部の付け根辺りに筋肉痛があります。

あとは左肩から肩甲骨の辺りに広く重ダルさが広がっています。

上半身の運動を怠っていたので、この鈍さは痙性麻痺によるものと判断できます。

腕立て伏せから始めようと思っています。

腕橈骨筋の衰えでものを持ち上げるとき痛みが走ります。

iPadを左手で持ち上げるだけでも痛みが走り情けなかった。

ダンベルを使って時々運動したことで、今はそのようなこともなくなりました。

脳の回復は芸能人などの名前が出てこなくなったしまいましたが、それ以外はかなり回復してきました。

なぜかと言うとテレビ番組をあまり見なくなり、以前はよく聞いていたクラシック音楽に興味がでてきたからです。

いま少し読書に粘りが出てくればと思いますが、どうやらまだ複視が若干残っているので、目のほうが読書を拒否しているようなのです。

この対策もしなければと考えています。

何はともあれ、リハビリはまず脳から始めるのが最初と、改めて感じたことでした。