脳溢血脳梗塞の鍼治療 脳血流の今一つの改善方法
血流改善は通常の方法では十分ではありません。
腰痛肩こり治療なら問題なく改善できても、脳溢血や脳神経に関するパーキンソン病などの疾患の場合は、気の調整だけでは間に合いません。
では心臓を治療すればよいのかというと、これは古来から戒められて治療はしないようにとされています。
しかし近年これを無視し治療していると聞きましたが、最近の私の研究からこれは無謀な治療法であることが分かるようになりました。
心臓が弱っているからと言って、直に心経という心臓をを通る気の通り道を、強めてやることは心臓の崩壊につながるのです。
それを古代中国人は心臓が弱ったら人間は死んでしまうのだから、これをいじってはいけないと気の調整をさせないようにしていました。
もし血液循環を促すならその臣下である、心包経という想像上の臓器を調整する気を調整させたのです。
私は心臓を直接整えることでこの問題を解決したと思っています。
現に自らの乱れまくっていた心電図を、ほぼ正常なものに治したことを、アップロードしています。
さてそれでもまだ不十分のようで、さらに何かを修正しないと脳溢血後遺症などの改善は図れないと、少々壁を感じていました。
それがたまたまパーキンソン病患者の頭を、オーリングテストで悪いところを見つけ、患者さんに提示することを行いました。
それがはっきり出たので我ながら驚きました。
問題はそれをいかにして治療するかということでした。
でも高麗手指鍼の中にはない、私独自の技法があるので、これを早速使うことにしました。
脳溢血後遺症患者では私ともうお一人の治療体験ということになります。
まず私にとっては今までの治療では上半身の痙縮がなかなか取れなかったのですが、これが改善され始めました。
左肩肩甲骨回りが緩んできたので手の可動域がかなり改善してきました。
また日常生活には不自由なくなったとはいえ、まだ完全ではない複視がよくなってきたように感じます。
これは首の奥深くのコリが取れてきた結果なのではないかと思います。
段差があり狭いところの体の動きが危なっかしかったのが、少々ですが改善されてきました。
歩行もスムーズで特に体の背面、腰のあたりのコリが取れたことが、影響しているようです。
何しろこの技法は行った途端オーリングテストにすぐ良い反応があらわれるので、改善は徐々にでしょうが確実に出てくると自信が持てます。
完全な運動麻痺にもまず第1回目行いました。
結果がすぐ現れるものではありませんが、感想として「鍼を指して休んでいる後半から、何か聞いてきた感じがあります」とのことでした。
刺していた部分の刺激が血流改善につながり、脳神経の感覚野を刺激し感覚が戻ってきたのかもと期待できる出来事でした。