脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳神経ツボの刺激効果 その2

 脳神経に対応するツボの補寫刺激を始め、その効果が徐々に表れています。

8月22日からソウルへ、学会出席のため出発しました。

6年ぶり脳溢血発症から5年経過しましたが、遠くまで外出し始めたのはまだ半年ほど前でした。

しかし今のままではこの先もどうにもならないと、思い切って出場の予約を3月ごろに決めました。

疲れましたがそれでも元気で行くことが出来ました。

それは脳神経に対応するツボの調整を始めたことによることが大きかったように思います。

出発1週間前から本格的に始めました。

その前はレーザーによって調整しました。

それなりに効果があったように思いましたが、身体が変わるまでの実感はありませんでした。

そこでやはり鍼による補寫をと、原点に返って治療を行いました。

すぐ効果が出始めました。

韓国でも治療を続けました。

身体が楽であったこと、そして脳がとてもリラックスするので、早寝早起き規則正しいリズムで異国でも過ごせました。

何年かぶりであった人にも顔色が良く、脳溢血後とは見えないという声を聴きました。

10か月ほどは脳が疲れてしまったか、本を読んだり計画していたことを進められなかったのが、どうやら一歩踏み出す意欲が湧いてきたようです。

身体に比べ脳のどこかが疲れ切っていたのが、どうやら解消されて来たようです。

まだ即効性はないものの今までにない改善が確実に現れています。

あとはもう少し早く効果を出させる方法の研究になります。

それが左右のバランスになるか、それともフランスのノジェ博士のように、手のひらの脳のツボのディメンションⅡに移行すべきか、これからの課題になります。

いやー難しけど楽しみです。