脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

心臓の治療

 不整脈はほとんど感じなくなり、心臓の根本治療に専念しています。

心筋は再生しないのが常識ですね。

でも再生医療ではその常識が覆されて、培養された心筋を薄い布上にして心筋シートを作り、それを機能しなくなった部分に張り再生することが行われ始めました。

それはそれとして、4部屋の力のバランスを何とか取れないか、不整脈となる心電図での波形の乱れは元に戻らないのか、いま懸命に治療方法を探しています。

自分の身体なのでどうやってもいいのですが、仮説を立てて行うとやはりいけません。

診断をしてその通りに行い、そのうえで何か良い方法を加えることができないか?

そのような手順にしないと、自分で公開する羽目になってしまいます。

事実後悔してしまったのですが。

心臓の治療をすることが脳血流を改善し、ひいては後遺症の改善につながるようです。

今までとは明らかに感覚や運動が楽になったことなどなどで、その方向が間違っていないことが証明されています。

買い物に行くと今まで以上に重たいものを持てるようになり、身体がぶれなくなっていることに気が付きます。

歩行のスムーズさはさらに改善していました。

感覚も良くなってお風呂の温度、良かった時の41度の熱さがよみがえってきています。

血圧も降圧剤を一切服用しないでも、朝は130台と80台に納まっています。

明日は段ボールの回収日のため、まとめてひもでくくりました。

左手の力が戻りしっかり締めあげられるようになっているのに気が付きました。

ラーメンの調味袋を破るのには、指先の力がまだ戻っていないので難儀していますが、腕までの力や巧緻作業で必要とするものは戻って来たようです。

最初に異変が現れた左足裏の腫れたような感覚、これがはっきりと移動し始めました。

中指下の肉がついているところが最も感覚がなく、またぽこんと水分膨れのような腫れのようでしたが、これが足裏全体にうっすら広がっていて、自分の足裏になった感じが戻ってきました。

脳溢血の回復を遅らせている原因に、心臓の不調があると考えます。

ここ半年くらい両肩が痛く、右は五十肩も疑ったのですが、左は後遺症に付随して起こる神経痛様の痛みのようでした。

上げても痛い伸ばしても痛い、じっとしても痛いし重たい、それは回復するときの好転反応と言い聞かせて我慢してきました。

それがここで少しずつ痛みが消え、今日は残り20から30パーセントになっていました。

自分でも不思議です。

1週間前は朝起きたら左肩から腕まで痛くてたまらなかったのですが、本日は驚くほどです。

これで春とともに消え去れば最高で~す、とスポーツ選手のバカの一つ覚えが発せられるのですが。