脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞治療 1月27日

 昨日から治療を今一度見直してみました。

ディメンション治療を始めてから、心臓の方も心電図がはっきりと描かれるようになり、血圧も安定してきました。

勿論左室肥大が簡単に治るわけではなく、まだ波形のそこここに正常でない部分が残っています。

しかし徐々に改善されていることも事実です。

心筋シートをご存知でしょうか。

大腿部の幹細胞を培養しシート状にし、それを重症心臓疾患の患者の心臓部分に張ると、その部分の心筋が蘇えるというものです。

早稲田大学教授が工学技術を医療に応用し、大阪大学と共同研究しているものです。

人間の心臓の冠状動脈内にこの幹細胞はあるそうですが、悪化すると再生する能力はくなるのでしょうか。

と言うわけで冠状動脈のツボを見つけ出し、ディメンション1と2と分けて刺激を行っています。

すぐ効果が現れるというのでもなく、気長に刺激を行ていく予定です。

それと治療効果が現れているのですが、その改善効果はカタツムリのような進み方です。

今一度原点に返って、神経の仕組み命令伝達、経絡調整などを洗い直しました。

昨日1回行っただけですが、身体の緩み方は良い感じです。

まず足のふくらはぎ、膝関節の上と下の筋肉の張が取れてきてます。

腰の筋肉緩みました。

肩甲骨周囲はとても楽になってます。

三角筋を中心に肩関節周辺が固くなっていますが、以前に比べれば雲泥の差で腕を伸ばすとき激しい痛みがありましたが、少々の痛みでスムーズにできます。

前後上下は比較的楽ですが、腕を左右に広げると腕の重みで肩の筋肉が悲鳴を上げます。

良い処方です。

しかしこれも目新しいものではなく、以前も少し行ったことがあるのですが、あまり効果を感じなかったので他の処方を模索してきたのです。

今回は行ってきた処方、すなわちディメンション1、2、3の脳神経に対応するツボの補寫と五臓の刺激など、様々な治療の上に行ったことでより効果が感じられたのでしょう。

今しばらく続ければ成果の可否が分かると思います。