脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞後遺症の治療 痙縮治療はほぼ完成です。

 前回書きました妹のパーキンソン病治療を継続していますが、先日から膝が腫れて来たということで、その治療を行いました。

2回目の時少々経過が良く無かったので、小さな機械なのですが使って見ました。

震えと言ってももうかなりの程度回復しているのですが、これが治まってきて直後は完全に止まっています。

脳神経命令伝達経路に沿って、探してある脳神経のツボに次々と当てたのでした。

運動野 感覚野 大脳基底核 小脳 海馬 視床 脳下垂体 のツボを、陰陽の補寫を行ったのです。

今回は2回目でした。

時間を空けて電話で連絡を取ると、直後は変化を感じなかったが、昼寝をした後から大きな変化を感じた。

震えが止まり、手に握力が戻ってきたそうです。

彼女にとっては握力の低下は、日々の家事にとって大問題でした。

まさにこれと同じことを脳溢血の患者さんお二人に試しました。

まずお一人は昨日2回目でした。

顔が晴ればれとしていました。若返った顔をされていました。

「とっても調子がいいですよ!」と言うことでした。

ただ先日転がって打ったところが痛いので、ちょっと神経がそちらへ行ってしまうのですが、それでもかなり回復している感じを掴めてるようです。

ほんの少しですが左足も上がり始めたようです。

今お一人は次回の土曜日に報告があります。

そして私です。

問題は高血圧でしたが、これは胃腸の問題だと考えていましたが、どうやらそれを証明することになったようです。

このようなことを循環器系の医師に訴えても、何ら関心を示しませんでした。

腸の動きが悪いので腹圧が上がって高血圧になる、と言っても機械でしか判断できない今の医師は理解不能なのでしょう。

今回は弱い降圧剤の服用をしても朝方高かったので、思い切って食事を変えることにいたしました。

キャベツの千切りをどんぶり1杯取るというものです。

簡単でしょう!繊維分をどっさりとるというものです。

季節も良くなってぴったりだったのでしょう。

まだ夜中の腹痛はありますが、血圧については顕著な変化がありました。

この痛みはおそらく花粉の影響からくるものだと推測しています。

例年にない花粉のようで、患者さんも咳をしたり鼻水を出したりする方が、この季節でもいらっしゃいます。

さてお腹の中がきれいになって、ガスも少なくなり良い便が出ました。

勿論血圧は正常です。

寝起きは130台の80台から90代前半あたりです。

身体が軽くなったのでより後遺症が顕著になりました。

長い間取れなかった左掌の違和感が無くなり、指の甲側に少々違和感があるまでになりました。

最も痛み重さを感じるのは左肩関節から肩甲骨回りです。

足も腰も元に戻りジョギングしても、長くはできませんが短い距離なら問題が無いまでになりました。

完全な運動麻痺にはまだ使用経験がありませんが、おそらく効果はありそうですね。

それにしても思いがけないところで、おそらく最終兵器と呼んでもいいものがあったとは、「お釈迦様でも気がツケメ~」パパン・パン・パン。

こちらの治療に効果が出ても、あちらの治療に応用するというのが、中々壁があって崩せないんですね。

バカの壁 続バカの壁」ではありませんよ。

「これにて1件落着~」

と早く言いたいです。

これで来年に予定している「手のひら先生高麗手指鍼講座」では、腰痛肩こりの運動器疾患からリウマチなどの免疫疾患を教え、最後に残っていたのが脳神経疾患治療をどうするかでした。

これでほぼどのような疾患に出会っても、理論とツボの選定、そして技術的な方法までを準備できました。

今後はこれをより高性能なものに磨き上げるだけです。