脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞の治療法 5月14日

 連休中に激しい足の痙攣が起きました。

こむら返りのような現象です。

昨年暮から右足に起こったりしてました。

夏などなら足が布団から出て、冷気に当たって冷えて起こったと理解できます。

しかしこのたびは尋常な程度を越して、左足が押しつぶされるような感じです。

2週間ぐらい前から足にお灸をしたり、置き針をしていました。

しかしその効果もなく5日は、ひどい痛みに苦しみのたうち回るという感じでした。

これは何かと考えました。

水分不足?

冷え?

ミネラル不足?

どれも科学的根拠なんてない推測でしょ!

経絡を考えると胃経です。

そこでお腹の胃のツボ、中かん(肉付に完)に置き鍼をすると、その痛みは和らぎました。

そこで上かん下かん、また痛みの激しいところに5か所ほども治療しました。

そこで気が付いたのは、この痛みは実は胃からきていて、胃が痙攣をおこしたことが、足の胃経の痙攣になったということです。

そういえばこれが始まった暮れごろから、何か体が揺れる感じがありました。

これもおそらく胃の痙攣が起こしたことだったのでしょう。

では右足の痛みは?

それは胆経に当たり五行論から見れば、相克の関係から頷けることです。

それやこれやでひと段落すると、なんと血圧も安定してきたのです。

循環器系の医者にストレスからくる高血圧じゃないかと言ったのに、機械の検査だけでそんなことはないと言っていましたが、やはりストレスからくる高血圧だったんだと納得しました。

胃の裏から交感神経が出ています。

これに影響されて胃から腸までが以上緊張し、硬くなるのでそこに血流が滞留してしまう。

そこで足が以上に冷え、便通他も悪くなりと悪循環の連鎖が起こるのです。

漢方薬も処方しました。

元気になる運動を始める、心臓のリズムが良くなる、脳神経の回復が図れる。

そしてパーキンソン病などにも発揮している、機械を使って脳神経の刺激補寫をきめ細かく行っています。

肩甲骨回り特に下の凝りは取れました。

いま一番きついのは肩関節内で、肘を平行にして腕を上げる挙上の時、まだ筋肉の連動がなされていないので痛みが走ります。

ウォーキングもほぼ普通に返ってこられるようになりました。

途中で首を自由に曲げられるので、一層危険回避ができるようになりました。

私自身の経過はそこまでです。

あとお二人の経過です。

どちらも顔艶も格段に良くなりました。

より細かい操作ができるようになり、動きもスムーズになってきました。

それらが格段に実感としているとのことです。

一遍に急激な変化があることはないのですが、今までとは2段階ほど効果の出方が違うように感じます。