脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞の後遺症治療 8月5日

 ピエゾ電流による刺激法でツボを変えて試してみました。

問題個所は運動野の指令がどこであるかということです。

大脳基底核は決定していて動かせません。

小脳を取り上げてみました。

小脳は今まで運動をつかさどるとして、身体をコントロールしているものだと教わった記憶があります。

最新の研究ではどうやらこれは正確ではなく、小脳は大脳皮質と信号のやり取りをしているだけとのことです。

つまり運動の記憶を覚えて大脳皮質と、情報をキャッチボールしている機能を持っているもののようです。

個々を刺激してみました。

悪くはないようですが、確たる変化も確信もありませんでした。

そこでもう1か所の刺激点を、ヨガのチャクラクンダりーにからヒントをえて、これをツボとして取りました。

ここは少し下半身特に腰回りの筋肉に、効果があったような気がしますが、確たるものはありませんでした。

次に行ったのは小脳から視床へ刺激点を変更したことです。

これが効果があったのか、身体のあちこちに変化が出ています。

と言ってもいいものばかりではなく、神経痛様の痛みが電気が走るように出ることがありました。

かなり体調が良くなっているので、以前ほどの痛さではないものの、異質な痛みと部分に出ています。

また肩甲骨回りの凝りがさらに変わってきて、肩の挙上がよりスムーズになっています。

まだ1回の治療なのでこれからどう変化するかは分かりませんが、またちょっと前進したような気がします。