脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

 痙性麻痺があと少しで治るそんな予感

 完全ではないものの、痙性麻痺あと少しで完治です。

このところ使っていたイオンパンイングコードとパチパチの組み合わで、治療法式は完成したようです。

大脳基底核のツボ、ディメンションワンツーをとり、一方はディメンションワンの視床のツボをとります。

と書いても今のところ理解するのは私だけなんですが、手のひらの中にこれだけのツボを見つけ出しました。

これにただ鍼を刺して小さな変化はあっても、効果はまどろっこしいものでした。

そこで上記の基本のところから試しながら、試行錯誤で今回のところまで来ました。

右手に着けるコードは左手にマヒがあるので、右脳を刺激することになります。

左手はそれとバランスをとるために、これもまた工夫して作成したイオンパンピングコードになります。

本日は2回の実験後の状況報告になります。

今までの不完全なものでも、それまであった腰のつまりが取れ、なんだか背が伸びたようになっていました。

それを理論的に整合するコードを作成し、刺激を与えました。

この治療では問題の左肩およびその周囲の障害が一気に取れてきました。

伸ばせなかった左手が右手と同じように、スックと伸ばせるのです。

上にも伸ばせるようになりました。

今までは三角筋と関節の中に痛みが起こりましたが、ほとんどなくなり残ったものも時間の問題で消える感じです。

背中で両手をつなぐのは今少し時間がかかるかもしれませんね。

ともあれ痙性麻痺完治の目途が立ちました。

今私の脳は相当な速さで修復作業をやっているのか、ほかの回路が開通し始めたのか、相当な混乱を始めているようです。

何しろよく眠ります。

夜も昼も合わせると合計8時間ぐらいですが、2時間ほど死んだように深い眠りをして、起きてまた6時間前後をぐっすり寝て、昼寝を1時間深く眠るといった具合です。

足が引っかかります。

ここのところなかったことです。

でも血圧も正常で記憶は年齢相応ですが、集中力が以前にくらべても格段に良くなり、音楽やラジオさえBGMはいらなくなりました。

神経がさらに研ぎ澄まされてきているようです。

人間の脳は不思議です。

今私は指を折りながら1から10までを数えています。

片手づつ行うともちろん10までたどり着きます。

ところが両手同時に行うとなぜか9までしかなりません。

連動するとどこかで1箇所飛んでしまいます。

5回ほどやってみて自分を疑って「頭が変?」と思いながらよく見ると、正常なはずの右手の薬指と中指が連動していました。

そこで繰り返し片方づつ行い正常に戻ったところで両手で行いました。

すると今度は成功です。

なんか脳の再訓練を行った気分です。

脳は片方でも機能しますが、ふつうは左右が連動ないし協調して働くものです。

治療もそのように左右同時に行わなければなりません。

手の中に体が描かれると言っても、それでは左右で足が4本手が4本になってしまいます。

その仕組みはここでは語りませんが、脳の仕組みはよくできています。

理にかなった、進化の論理にかなったものです。

発症直後から複視になり2年ほどは不自由でした。

それが日常生活に支障がなくなってはいましたが、少しだけ後遺症が残りいつも違和感がありました。

これも一生取れないかと考えていましたが、どうやらそれも解決できるようです。

もう8年間近になるんだから、どうにか元通りになりたいですよね。

と言っても自分で自分を治しているんだから、これは自分次第なんですけれども。

ここのところで上半身のほうのリハビリに、ごく軽い腕立て伏せの真似事から始めています。

脳への刺激とすっかり衰えてしまった筋力を取り戻すのが目的です。

占いでは体は今年までで来年から一切問題ないと出たのはは、どうやら正解と言う事になりそうです。