手のひらの中の運動野と感覚野に対応するツボの発見
脳卒中後遺症が長年治らないと、運動野からでている命令信号が徐々に細っていく、
NHKの番組でこう語られていました。
高麗手指鍼講座には、運動野も感覚野のツボもありません。
私は発見しました。
それも手のひら先生の理論では、フェーズ3に属するので、従来の高麗手指鍼を行っている人たちには、わからない理解できないものです。
さて発見した時に「?」とは一瞬思ったのですが、1箇所1点としても良いツボを、それぞれに発見しました。
足や手の長さを考えれば、点ではなく線で捉えるべきでしたが、その時はどのようにして見つけ出すのか、思いつかなかったので1点として治療してみました。
つい最近その打開策を思いつきました。
以下のホムンクルスの図を見れば一目瞭然、脳の運動野は長さを持っていました。
それに対応する一連のツボも長さを持っているはずです。
その調整は鍼灸師の診断技術でも良いのですが、ここは経頭蓋磁気療法理論を借りて、左右の補瀉を行うこととしました。
すると痙性麻痺で苦労していた、インスタントラーメンなどに入っている、調味料などの小袋を指先で裂けるようになったのです。
今までなんの苦労もなかったこと、自然に出来ていたことが普通にできることは、嬉しいことです。
思いきり力を入れて裂こうとしてできず、やむなくハサミを使っていたのが、その必要が無くなったわけです。
左右の手のひらに鍼を刺し調整するので、細かいところまで脳の隅々までのツボを調整はしていませんが、これだけの効果がでたのはかなり治療法が進歩出来たと考えます。
また一歩前進でしょうか。