脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

手のひらの中の運動野と感覚野に対応するツボの発見

脳卒中後遺症が長年治らないと、運動野からでている命令信号が徐々に細っていく、

NHKの番組でこう語られていました。

高麗手指鍼講座には、運動野も感覚野のツボもありません。

私は発見しました。

それも手のひら先生の理論では、フェーズ3に属するので、従来の高麗手指鍼を行っている人たちには、わからない理解できないものです。

さて発見した時に「?」とは一瞬思ったのですが、1箇所1点としても良いツボを、それぞれに発見しました。

足や手の長さを考えれば、点ではなく線で捉えるべきでしたが、その時はどのようにして見つけ出すのか、思いつかなかったので1点として治療してみました。

つい最近その打開策を思いつきました。

以下のホムンクルスの図を見れば一目瞭然、脳の運動野は長さを持っていました。

 

f:id:kouraiha:20181120143151j:plain

それに対応する一連のツボも長さを持っているはずです。

その調整は鍼灸師の診断技術でも良いのですが、ここは経頭蓋磁気療法理論を借りて、左右の補瀉を行うこととしました。

すると痙性麻痺で苦労していた、インスタントラーメンなどに入っている、調味料などの小袋を指先で裂けるようになったのです。

今までなんの苦労もなかったこと、自然に出来ていたことが普通にできることは、嬉しいことです。

思いきり力を入れて裂こうとしてできず、やむなくハサミを使っていたのが、その必要が無くなったわけです。

左右の手のひらに鍼を刺し調整するので、細かいところまで脳の隅々までのツボを調整はしていませんが、これだけの効果がでたのはかなり治療法が進歩出来たと考えます。

また一歩前進でしょうか。