脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

左右の体温差が無くなって後遺症が改善したこと

先日左右の体温に差があったのを、治療して同じ体温に戻した効果を書きました。

今回はそのあとに出た効果を紹介いたします。

 

温度差が生じるのは血流が良くないことを表します。

 

左側が常に冷たい、片側の凝りが激しい、どうしても片側が突っ張っているので動きづらい等々が後遺症としてあるのです。

脳溢血の後遺症は左側に出て動きが硬い冷えが起きるがありました。

 

勿論鍼治療をして冷えを治したのですが、そのほかに癖になっていた左体側を下にして、寝転んでテレビを見ていました。これを直し右側に変えたことも良かったことなのかもしれません。

まだ11月だと言うのに毎日のように携帯カイロを当てていました。それでも体温差は改善しませんでした。それの携帯カイロを使っていました。

それがこれではいけないと冷え取りの鍼を刺したのでした。

 

昨日は気温がかなり低く自分でもこれは一日中凍えるのかなと思っていました。

杞憂でしたね。

何かそれほど寒さを厳しく感じません。体温計で測ると36度を左右とも越えていました。

このところの何年か考えられないようなことでした。

昨日から感じていたことですが、少し左手の握力が戻ってきた感じがありました。さらに本日キーボードをたたく左手の動きが、格段に良くなっているのです。

朝起きてまだ早かったので、右手の運動野に鍼を刺しました。少し窮屈でしたが、ツボ当たりの強度を確認して何本刺すかを確かめながら、鍼治療を行ったことも多少は関係しているのかもしれませんが。

自分自身の治療は意外としなくなってしまうのですね。治療家からかもしれませんが。

 

最近治療を始めた方は左手が硬く握り締められていました。その場合は健常な右手に鍼を刺します。

しばらくすると付き添いの方が「左の手が開いている!左半身が柔らかくなっている!」と驚いていました。

 

リハビリは行っているのでしょうが、鍼でないと脳に刺激は届かないので、このような効果は感じられなかったのでしょう。

 

これも脳卒中の後遺症治療には反対側を治療することで、後遺症のある方が治っていく例です。

自分の場合は分かっているのですが、なかなか治療に時間がかかるので、つい億劫に

なってしまいますが、少し反省しています。

ところで閉じている反対の手ですが、これは何回か治療をすると開いてくるのです。開いてきたらその手のひらにも治療を施すと、効果は加速します。

なぜこのようなことが起きるというかと言うと、脳は左右に分かれていますが脳梁でつながっています。このことが多少なりとも影響を与えているのでしょう。

手のひら先生の治療法の根本の考え方は、「手のひら先生の高麗手指鍼療法」をご覧ください。

従来の鍼治療や高麗手指鍼とも違うのが分かるはずです。よろしくお願いいたします。

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法

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