脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

爆笑問題・田中裕二さんのくも膜下出血と脳梗塞を考える

2021年1月20日に緊急入院した爆笑問題田中裕二さんは、手術などの必要はなく1週間の療養した後は1か月休業するとの報道でした。

全大脳動脈乖離 くも膜下出血 脳梗塞で入院されたとニュースを聞き、何か大きい病気を発症したと驚きました。

1週間経過した現在容体も安定しているとのことで安心いたしました。

自分や身近にも同名の病気を経験しているので、少し考えてみましょう。

脳溢血

10年前に自身が発症してしまいました。原因は過度のストレスが掛かったからでした。夜間の専門が校に通い始めてから、心身ともストレスで高血圧になり不整脈が起きていました。

開業後さらにキラーストレスともよばれるほどの重圧で、脳溢血を発症しました。幸いにも大きな運動麻痺が起きませんでした。

脳出血は高血圧など前兆がありますので、多くの場合予防は可能だと思います。

くも膜下出血

私が退院した1か月後、義弟が畑の中で倒れていました。幸いにも病院が近くにあり、処置も早かったので助かりました。後遺症らしきものは起きず、薬なども服用していません。あれほど高かった血圧も正常に収まっています。

くも膜下出血の方が致死率が高いと思っていましたが、適切な処置が行われた後は後遺症もないのかと個人的には思っています。

くも膜が破れる原因を患者自身が気が付くのは、難しいかもしれません。勿論高血圧や激しい頭痛 めまい 視力低下 などをくも膜の異常ととらえるのは素人では至難です。

脳梗塞

2年前突然右手に力が入らなくなり、上げることが出来なくなりました。このような時考えるのは良い方に考えがちという事です。「あれ?つかれているのかな?」少し時間をおいて様子を見ようでした。

ちょっと手が上がったりしましたがまた下がります。「もうこれは脳梗塞かもしれない」と決断し、脳溢血で入院した病院にタクシーで行き、即入院しました。

脳溢血後は徐々に回復してきて、5年後ぐらいには2キロのウオーキングを月に何回かしていました。さらに発症する2年前は韓国まで行きました。

発病前の1年は1日1回下痢が起きるので悩んでいましたが、それ以外は目立つ症状はありませんでした。

退院後血栓が残っているのか全身検査をしましたが、どこにもありませんでした。

この検査は全身くまなく行うので週1回で1か月ほど掛かりました。

脳梗塞は前兆が全くありませんでした。恐ろしいと思いました。

あるとすれば中性脂肪が多かったことと、後遺症で左半身の体温が低かったこと、異常なほどよく足が攣ったこと、不整脈、血圧が高め だったことでしょうか。

大動脈解離

文字が耳慣れないのですが、要は血管が破裂した切れたという事です。友人のお父さんが心臓大動脈解離で亡くなりましたが、血管が破裂し出血して亡くなったという事です。

田中裕二入院のニュースが流れた時、その前に感染したコロナウイルスの影響もあるのではと噂されていると出ました。

確かにコロナウイルスに感染すると、肺が侵され重症化するのは自己免疫が暴走するからだと言われています。

自己免疫疾患には様々な病気がありますが、炎症を起こし血管にもダメージを与えます。全く関係ないこととは思えません。

 

自己防衛

治療家なのに脳溢血脳梗塞を発症してしまい、何を今さらお前が言うかと言われそうですが、東洋医学鍼灸師として自分で行っている方法をお知らせいたします。

 

1 血圧測定 検温

 毎日同じ時刻に測りましょう。体温は左右で違うかもしれません。

2 食事と体重管理

 食事のアドバイザーはネット上で見つかるはずです。私は田中れいこさんと言う料理研究家の本を読んでから、命をつなぐ料理とか腸を温める料理を参考に朝食をとります。

さらに毎朝体重計に乗り、今日の食事量と運動量を頭に刻みます。

3 指のマッサージで自律神経を整えます。

 これは私独自だと思いますので、興味がある方は著書「手のひら先生の高麗手指鍼療法」をご覧ください。

4 鍼治療 

一般の方は出来ないでしょうが、自己管理のため鍼を毎日刺しています。

 動静脈血管を緩める鍼 自律神経免疫療法 脳卒中後遺症治療のため脳神経の刺激

 免疫システムを高める鍼 

 

出来る限りは行ってみてください。