脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

東洋医学 ホントのチカラを見て

東洋医学 ホントのチカラを見て

 1  脳卒中後遺症のリハビリ

2 東洋医学での治療の限界

3 鍼治療の限界

脳を刺激する出来るツボは限られた方法しかない

時々組まれる東洋医学特集を組まれます。

コロナウイルスもあってストレス治療と解消が強いように思いました。

漢方薬や瞑想法・マインドフルネスの効果や効用を、科学的に理解してもらう内容でしたね。

一番見たかったのが脳溢血脳梗塞後遺症のリハビリでした。

以前NHKでリハビリ対策の特集を大々的に行いました。その時と比べて目新しいものは残念ながら見つかりませんっでした。

 

1  脳卒中後遺症のリハビリ

NHKスペシャル 脳がよみがえる 脳卒中・リハビリ革命 (日本語) 単行本 – 2011/9/4

この番組を見たのは私が脳出血発症して2年目か3年目の時でした。

この中で記憶に残っているのが、鹿児島大学川平和美教授の「川平式促通法」でした。科学的な方法で私の複視が治りましたので、なおさら信頼する方法です。

その後奇跡のと言うキャッチフレーズで促通法が紹介された特集がりました。しかし教授が後に語った「動かないものは動かせない」言葉が心に残っています。

優れたリハビリ治療でも限界があり、元に戻すには脳神経に直接働きかけなければならないと考えました。

この時は妹のパーキンソン病を治そうと、脳のツボを手のひらの中に見出そうと必死のだった時です。勿論私の後遺症治療も関係していたのですが。

2 東洋医学での治療の限界

先の番組の最後に、アメリカの大学教授が結論を出しました。「結局脳卒中後遺症を治すには最後は患者の根性よ!」根気よだったかあやふゃですが、ふざけた奴と思うほかにやはり治療法はないのかと当時は思いました。

 

運動命令を出すのは頭頂にある第1次運動野と呼ばれる場所です。ここからの命令が手足の末端に届くか否かで、運動麻痺が出るかが決まってしまいます。

 

運動麻痺が改善しないでいると命令が徐々に弱くなってしまうそうです。早期のリハビリ運動に効果が高いのはこのことがあるからです。

鍼やお灸の治療効果も同じです。

東洋医学の限界は脳がどのような働きをするのか分かったのは、西洋医学が解明し始めたここ100年ぐらいのことです。

紀元前256年に書かれたと言われる源典「黄帝内経素問霊枢経十八巻」には、頭皮も通過する経絡があり、そこにはツボが描かれています。

しかしこのツボの効用は目の疾患耳の疾患などであり、パーキンソン病治療のための大脳基底核に働きかける効果を持つツボではありません。

ここに鍼治療の限界があります。

3 鍼治療の限界

脳神経と結びついたツボを描いているのは、フランス人で耳鍼を発明されたポールノジェ博士と、必ずしもツボと限定するものではありませんが、山元敏勝博士の山元式新頭針療法、さらにまだ世の中には知られていませんが「手のひら先生の高麗手指鍼療法」には耳鍼法と同じく脳神経と結びついた”ツボ”が存在します。

この方法が停滞し壁にぶつかっている脳卒中後遺症リハビリ治療に風穴を開けるものです。

動きを改善する要するなど、生活の質(QL)の改善することから、元の状態に近い形に治療できる方法が出来る可能性を秘めるのが、新しい東洋医学鍼灸医学であると考えます。

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法はノジェ博士の考え方を前進させたものです。博士の考え方は素晴らしいものでしたが、見つけ出した位相(フェーズ)が何を意味しているのかは分からなかったようです。私はこれは進化の段階であると見つけました。

耳と手のひらの違いはありますが、人間の身体には進化の痕跡を記憶しているところがあります。その痕跡を利用すれば脳疾患も治療が可能になります。

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法

手のひら先生の高麗手指鍼療法