脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

大脳基底核刺激効果

2日前に書きました大脳基底核刺激の報告です。

 

大脳基底核の刺激では、即効性の効果は期待できません。

早くても翌日から徐々にそして、薄皮を剥がすように変化が感じられます。

まず陰側の大脳基底核のツボを刺激、次の日は陽側のツボにバランスを取る鍼を刺しました。

ここまでで、腰回りの変化がありました。

神経痛用の痛みが顕著に出たほか、大殿筋中殿筋などの筋肉が、発症直後に比べて大幅に回復して盛り上がって来ました。

問題箇所の周囲から回復していきますが、肩甲骨と腰骨の間がかなり軽くなってきました。

 

昨日買い物に自転車で行きましたが、外に出て動くとバランス感覚、ペダルの踏み込み力が、いままでになく変化していることに驚きました。

確実に良い方向に変化していることが確認出来ました。

 

困ることと言えば、突然あらわれる神経痛の箇所、それとよく分からない胸の凝り、 これが一番です。

ここ2,3日は起きませんが、左足がつることです。何年も右足はつることが多かったのですが、それがここ2週間は左足がつります。

何か良い兆候なのと思っているところです。

 

 

 

 

脳溢血後遺症 痙性麻痺治療の完成か?

 自分の脳溢血後遺症治療を始め、既存の鍼治療は効果がないのを知っていましたので、高麗手指鍼の治療をはじめましたが、これもすぐにこれでは治せないと悟りました。

全く効果がでないわけではありませんが、これでは百年以上かかりそうでした。

そこでフランス人医師 耳鍼の創始者ポール・ノジェ博士の様に、脳神経のツボを見つけないと解決にならないと考えました。

その発想から3年ほどで幸運にも突破口をみつけました。

5年前から脳神経やそれまで見つけられなかったツボの数々を見つけていきました。

3年前からそのツボの使いみち、ノジェ博士ではディメンションと区分していますが、その使い方までは解説されていませんでした。

ディメンションの意味もです。

そこで出会ったのが元東京芸術大学三木成夫教授著「生命形態学序説」でした。

なぜこのご著書が素晴らしいかというと、進化の原理哲学が東洋医学の哲学と合致するからです。

そこからディメンションの意味するところが、と言っても耳鍼と手のひらのツボと同じとは、証明していないので分かりません。

しかしディメンションと進化とは、手のひらにおいては合致するのです。

それから脳神経が病んでいるところの程度を測る方法を考えました。

ここで自分なりに壁が見えていたのです。

一つっ山越せばまた山が現れるといった具合です。

金成万先生が「わしは練習で5千本手に刺した」なんぞと言っていたのが、まだ耳に残っているので、そんなバカなとは思いながら逆に極力本数は減らす傾向がありました。

補と言う技術では良いのですが、瀉になるともう慎重にならざるを得ません。

金先生が仰っていたのは「手のひらは素人が刺しても治ってしまうことがある」という言葉でした。

研究しディメンションⅢまでの脳神経の分布は、手のひら指先から手首まで、無数にあるのです。

どこに刺しても脳神経を刺激してしまいます。

知らずに指したら良い結果ばかりだけでなく、悪くする事になりかねません。

てを怪我したりそこから血が流れるのは、決して脳には良いことではないのです。

吸玉とか中国では血行を促すため、皮下の血液を上までに吸い上げて、あざのように残す方法がありますが、手では決してやってはいけません。

瀉血と言って無理に血を出すのは決して行ってはいけません。

今回の壁は大脳基底核の刺激量です。

それまでは2までという限界値を決めていました。

それを診断方法を考え直すと、4にも5にもなりました。

大脳基底核は神経伝達の交差点のように考えられるところですから、相当の渋滞が起こっていてそれが痙性麻痺を起こす原因の一つであるのです。

刺激量が壁でしたがそれを突き破ると、また治療の扉が開けたようです。

これで完成かもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニードルキーパーを使った経絡調整

経絡調整イコールディメンション脳の調整という考え方で治療をして、本日3人目の体験結果です。

火曜日の患者さんは、何時になく深い眠りに入ったということでした。

自身の治療結果は、身体のバランスが良くなり、全身に力入る様になりました。

筋力がアップしたわけではないと思います。

きっと経絡調整をしたことで、筋肉が有機的に働き始めたことが、結果として筋力がアップしたと感じたのでしょう。

本日の患者さんも何時になく術後の感想が良いようでした。

声がよく出るようになった。

外から見ると表情が変わって良くなった。

いつもはふらつき感を訴えるのですが、それがありませんでした。

まだ始めたばかりの新治療法ですが、妹のパーキンソン治療の結果と合わせると、脳神経疾患の治療は完成されたのかとも思います。

理論と実践とフィードバック

経絡とはなにか?

 

どこで生まれるのかという、鍼灸史において画期的な考え方を、動画にしてアップしました。

二千年の鍼灸の歴史に新しいページを開く、そのような意気込みで公開しました。

でもわからないだろうなあ?松鶴家千とせ(古いなあ)みたい。

そこで面倒なんだけど、自分でやるにはですが、この考え方とディメンションを考えた、脳のツボノの補瀉とニードルキーパーを使った経絡調整をしました。

細かい所の凝りが取れてきました。

脳の進化3段階をつなげ統一して働きを監視する、そのシステムが経絡なのです。

ディメンション ワン ツー スリー の脳のツボを補瀉し、それを有機的につなげる作業、それが経絡調整ということだったんだと理解した次第です。

脳疾患治療に使いました。

2例ともいままでにない深い眠りと、よい反応が出ました。

 

 

理論と実践のフィードバック

経絡とはなにか?

 

どこで生まれるのかという、鍼灸史において画期的な考え方を、動画にしてアップしました。

二千年の鍼灸の歴史に新しいページを開く、そのような意気込みで公開しました。

でもわからないだろうなあ?松鶴家千とせ(古いなあ)みたい。

そこで面倒なんだけど、自分でやるにはですが、この考え方とディメンションを考えた、脳のツボノの補瀉とニードルキーパーを使った経絡調整をしました。

細かい所の凝りが取れてきました。

脳の進化3段階をつなげ統一して働きを監視する、そのシステムが経絡なのです。

ディメンション ワン ツー スリー の脳のツボを補瀉し、それを有機的につなげる作業、それが経絡調整ということだったんだと理解した次第です。

脳疾患治療に使いました。

2例ともいままでにない深い眠りと、よい反応が出ました。

 

 

脳卒中後遺症治療動画をアップしました

「脳卒中後遺症治療」ユーチューブ動画です。

 

発症から10年間いかにして後遺症を治そうとしてきたか。

そしてどのような手順を踏んで今の治療法を確立するまでに至ったか、それらをお話い

たします。

最後の2分間はトランポリンを使ったリハビリ運動をお見せいたします。