脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞の鍼治療 ちょっと事故にあいました

 最近歩きメールの事故が多発していると聞きましたが、まさか自分に起きるとはびっくりです。

交差点でいい年こいた30代の男が、歩きながらメールを打って近づいてきました。

危ないと思っているととうとうぶつかりそうになり、ブレーキをかけて足を突こうとしたら、運悪く舗道に雨用に坂に切ってあったのでから足を踏む羽目になりました。

車道にドッテンと感じでたおれてしまいました。

こちらも舗道を自転車で走っていたので、怒ることはしませんでした。

こんなとき働くのが反射神経で脳溢血後でも衰えないであるもので、柔道とちょっと合気道で染み付いた受身を取りました。

ただいまは右手首に痛みと腫れがあるだけです。

やはり年も考慮しないといけません。

後遺症が取れてきてここ2週間セミナー参加や、掃除などを張り切ったら風邪を何年かぶりで引いてしまいました。

脳血流が滞るからでしょう、身体が重くなっています。

脳溢血後遺症の回復にはこの血流障害が、大きな壁になります。

そのひとつの原因が心臓の動きが悪くなることです。

これは何ものの病気だけにかかわらず、人間を長くやっている全ての人に関係します。

その調整法は確立しました。

それをさらに効果的にするにはどうしたら良いか?

今考え中です。

ブレークスルーのヒントはやはり古典のなかにあるので、いまそれがなにか自らの頭の中にあるものを検索中です。

さて今週の患者さんの状況は、寒さが厳しくなったのかやや改善速度が遅くなり、身体の重さが堪えるそうです。

それは私にも感じることなので、寒さと病気それと血液循環の関係をいっそう思い知ることとなりました。

自分自身の状態を診ると、いまタイピングしている指の動きが半年前から格段のスピードアップしているのに驚いています。

風邪引きと寒さがなければ順調に回復といえるのでしょうが。

しかし春に備えて木の芽が待機しているように、体の中の変化はちょこちょこ出ています。

それが身体に現れては消える神経痛です。

左耳の後ろがピリピリと痛くなりメガネが合わなくなってのかと思いましたが、どうもそうではなく神経痛でした。

脳の神経が新たな接続先を見つけるとき、このような痛みが現れるのだと思って、耐えながら楽しんでいる状態です。

その証拠にひどい痛みでさえほんの2、3日で消えてしまうからです。

本当の神経通ならこのようには行きません。

確実に改善はしています。

遠くから来ていただいている方は、すっかり滑舌は元のように戻りました。

半身の動きが戻らないかなと言っていますが、これには少々時間がかかるでしょう。

それも時間の問題とは思いますが。