脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

ディメンションⅡの治療 その2

 ディメンションⅡの使い方を、脳腸トレードオフと言う考え方を取り入れて、ディメンションⅠと使い方を区別しました。

どうもこれが正解であったようなのです。

脳と言うものは不思議な器官、臓器だとつくづく思います。

脳溢血脳梗塞で損傷を受けて死滅した脳神経を、血管新生をさせて脳の再生をしようと研究者が紹介されていました。

しかしある程度までの予防までは成功しているようですが、運動能力が元に戻るまでは至っていないようです。

脳腸トレードオフと考えると、脳ではなく腸の方を刺激することで、脳に何らかの修復を促すことになるのではないかと考えるのです。

さてこの考え方を入れて、さらに症状のある左をディメンションⅡとするなら、右はディメンションⅠで治療をします。

さらに左は補の鍼を刺し、右は寫の鍼を刺してバランスを取ることにしました。

これは経頭蓋磁気療法が健常な脳の活動を低下させ、損傷を受けた半分とバランスを取ることで、障害を回復させることを目指していることを参考にしました。

結構複雑な治療を行なった感じです。

治療経過は良好です。

一昨日治療を行い1日を置いて、本日の経過状況です。

まず凝りはあるのですがここにもあそこにもある塊としてのものは無くなり、広くそのあたりにあるという感じになってきました。

それも緊張が緩和されてきて動きも軽くなっています。

昨晩は近くの映画館へ行ったのですが、立ち上がって階段を降りるときバランスを崩してしまいました。

倒れるようなことはなかったのですが、オットットという感じですかね。

その原因であった腰や足の凝りが今日は取れていました。

左半身の皮膚感覚も戻ってきた感じがします。

それと昨晩ふと気が付いたのですが、呼吸が楽になってきて、もとのように自然に息ができると感じました。

発症直後はこのまま息が止まってしまうのではないか、そのぐらだったのが徐々に改善され、今日は元の自然体に戻った感じです。

と言うより何も感じない状態に戻ったということです。

良くなる段階に何回も現れる神経痛も出ています。

このままグングン回復するとうれしいです。