脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞後遺症治療 9月4日

 夏に血圧がどんどん上がり、その原因が不明で困りました。

塩分は毎日計測して多くて8グラム、少ないと6グラム以下にしていました。

それでもとうとう160に上がって、これはどうしたものかと思いました。

そこで最近本格的に始めた、サーモグラフィー診断を行ってみました。

すると手のひらがまだらで、極端に血流の乱れが見て取れました。

そこで丹念に手のマッサージを行って、と言ってもコツがあることがわかりました。

このコツはそのうち本でも書くときにとっておきますので、今回は非公開にしておきます。

するとなんと翌日から下がり、140から130になり本日は120台に納まっています。

NHKの「ためしてガッテン」では、全握力の30パーセントでタオルを握ると、一酸化窒素が出てこれが血管を弛緩させるので血圧は下がると放送していました。

3か月から4か月は行わないと効果は出ないようです。

しかし理論は異なるのですが、手のひらでは即効に下がりました。

血圧が下がれば心配なく後遺症治療にかかれます。

パチパチを使った治療は徐々に効果が出ています。

そこで前回から患者さんの体で最も活動してない、動きが悪い筋肉の活性化を図る目的で、コードのつなぐ部分を調整してみました。

足の動きを制限しているのが股関節でしたのでそこにしましたが、治療直後は足が軽くなったと言っていました。

しかしもっと根本的に改善を図れないかと、脳の命令伝達を考えてみました。

早速脳の命令が神経をどのように伝わっていくのか?またフィードバックされていくのかを考えました。

俺に沿ってパチパチで使うコードは、市販品のものを真似していたのですが、これでは理論的に合わないことが分かりました。

昨日は休診でしたので、1日を使いコードつくりに費やしました。

はんだ付けはまあまあになりましたが、線が細いので切れることがありました。

そこで切れないように一工夫をしました。

我ながら感心するほどのアイデアでした?

そして昨晩1度だけですが自らの体で実験をしてみました。

左手を伸ばす特に上にあげると肩の三角筋あたりに痛みが走り、まっすぐに伸びなかったのがほとんど痛みが消えたのには驚きでした。

順調に回復途中にあるので筋トレと思っていたのですが、良いものが思いつかないでいました。

ところがこれも例の「ためしてガッテン」で、ミトコンドリアを活性化すれば元気になると教えてもらいました。

その方法は1分間早歩きか、10回のスクワットをすることでした。

私はスクワットのほうを選び、日に何回か試していますが、これが思いのほか効果出しています。

衰えた左半身特に足の筋肉が強くなり、体を支えられるようになってきました。

体幹トレーニングより、太ももを鍛えたほうが良いという新書を読みましたが、まさにこれだったのですね。

お試しあれ!

本日も引き続きパチパチとやって、あと少しの麻痺を治してしまいたいものです。

脳溢血脳梗塞の後遺症治療 8月5日

 ピエゾ電流による刺激法でツボを変えて試してみました。

問題個所は運動野の指令がどこであるかということです。

大脳基底核は決定していて動かせません。

小脳を取り上げてみました。

小脳は今まで運動をつかさどるとして、身体をコントロールしているものだと教わった記憶があります。

最新の研究ではどうやらこれは正確ではなく、小脳は大脳皮質と信号のやり取りをしているだけとのことです。

つまり運動の記憶を覚えて大脳皮質と、情報をキャッチボールしている機能を持っているもののようです。

個々を刺激してみました。

悪くはないようですが、確たる変化も確信もありませんでした。

そこでもう1か所の刺激点を、ヨガのチャクラクンダりーにからヒントをえて、これをツボとして取りました。

ここは少し下半身特に腰回りの筋肉に、効果があったような気がしますが、確たるものはありませんでした。

次に行ったのは小脳から視床へ刺激点を変更したことです。

これが効果があったのか、身体のあちこちに変化が出ています。

と言ってもいいものばかりではなく、神経痛様の痛みが電気が走るように出ることがありました。

かなり体調が良くなっているので、以前ほどの痛さではないものの、異質な痛みと部分に出ています。

また肩甲骨回りの凝りがさらに変わってきて、肩の挙上がよりスムーズになっています。

まだ1回の治療なのでこれからどう変化するかは分かりませんが、またちょっと前進したような気がします。

脳溢血脳梗塞の治療法 7月25日

 NHKテレビを見ました。

運動音痴の子供を簡単に治すトレーナーの指導法が素晴らしかった。

最後に老人が家の中でつまずくことが多いですが、何より私自身がつまずきそうになります。

そこで彼 廣戸聡一氏の書籍を購入しました。

彼の方法は理にかなったもので、つまずくのは足があがていないからと言うものです。

足を上げるのに働く大腰筋 腸骨筋 腸腰筋などを鍛えるのでしょうが、その動きを教えてくれました。

脳溢血患者に共通するのは、腰が動かなくなることです。

仙骨を中心にその周りの筋肉が固くなっています。

なぜなのか?人体に潜む謎なのでしょうか。

脳の損傷ダメージに関しては、そこに影響が出るのがなぜなのか、これからの研究課題です。

なにはともあれそれを実行することにしました。

それに自分流の工夫をして、なんばと組み合わせることにしました。

廣戸氏の運動を行うと、仙骨を意識した動きになります。

ウオーキング時に難波の動きと、仙骨を中心に意識を集中してみました。

今日はそのあたりに痛みがあります。

が何か爽やかな痛みです。

それはおそらく体が動き始めた、連動をし始めて来た爽やかな痛みだからでしょう。

シャドウピッチングをしてみると、明らかに以前と比べ各筋肉の連動しているのが分かります。

勿論脳の方の治療もパチパチを使って行い、確実に改善しています。

こちらは手の痺れ方が変わってきていますし、肩甲骨周辺の凝りも無くなってきました。

7年前胸の凝りがひどく、呼吸困難で死ぬんじゃないかと思っていた頃から比べれば、それこそ月とすっぽんの差です。

脳溢血脳梗塞の後遺症治療 7月15日

 先日ユーチューブにアップしました「糖尿病性壊疽の簡単治療法」を見ていただければ、どのような器具を使っているのかが一目瞭然になります。

同じように使って後遺症の治療を始めて、私の身体がどんどん変わり始め、自分の脳に聞くということをすると、あと7パーセントほどで全快すると出ました。

左肩三角筋の下あたりに凝りを感じ、左手の挙上に少し痛みを感じます。

痛みはまだ全体の筋肉が連動して動いていないことを示しています。

特に窓を左から右に押し出すように開けるとき、腕に痛みが走りましたがそれもさほど苦痛にはならなくなりました。

ぱちぱちとピエゾ電流を流すと痛みが走るのですが、その左右差が無くなり神経が通じたのだと、改めて感じます。

勿論闇雲に流せばいいというものでもなく、本日は妹のパーキンソン治療にもツボの選定を使いましたが、どのツボを使うかを理論ではなく、患者の脳に直接聞くと言う手段を取りました。

どうもこれの方が治療には合っているようです。

今お一人の脳溢血患者さんもこの方法で確認すると、前回の処方時に取ったツボで良いと出ました。

本日の2回目はより痛さが感じられ、且つ左右差が無くなっているようです。

これで後遺症に伴う痙性麻痺の究極の治療法が完成するかもしれません。

脳溢血脳梗塞後遺症の治療 7月7日

脳溢血脳梗塞後遺症の治療 7月7日

 もう今年も後半戦に突入しましたか?

本日は七夕と言うのに曇り空で、天空の二人も会えないのでしょうか。

このところブログをアップしていなかったのは、新しい方法を試していたので、その結果に注力していました。

超音波を使った治療法は効果が出ていましたが、確実性はあるものの改善スピードにイマイチ満足していませんでした。

それが来年からの「手のひら先生高麗手指鍼講座」開設準備の中で、今まで忘れていた方法がありました。

糖尿病が進行すると壊疽になり、足を切り落とす様になります。

これを酷い状況でも10回以内に治せる方法を考えた、素晴らしい日本人の女性がアメリカにいらっしゃいました。

長野潔先生の一番弟子と自他ともに認めていらっしゃる、松本岐子先生です。

いまもいらっしゃると思いますが、ボストン在住でハーバード大学医学部で鍼の講義をされている方です。

この論文を雑誌で読み手の中の治療に変えたのは私です。

その際に使うピエゾ電流の器具、と言ってもライターのチャッカマンを改造して使うのですが。

これを使って自らの治療に活かしてみました。

まず最初に腰の周辺の凝りが取れ、動きが変わってきました。

しかし脳が相当変化しているようで、疲れます実際に。

それと取れた詰め物を治してもらうため、歯科に2回目の治療に行きました。

すると前回形どりしたものが入りません。

歯医者が下手ということではありません。

我が母校の後輩で、東京医科歯科大を内科だかと歯学部を卒業した、優秀な方なので間違いはありません。

結局金属の詰め物はやめて、セメントだかのものに変えました。

先生には言いませんでしたが、自らの治療によってはが動いたのです。

それで隣の歯と接近したので、以前の状況と変わってしまったのです。

恐るべしチャッカマン攻撃、じゃなくて治療です。

身体全体も変化しているようです。

救急で入院した当初から、右を下にして半身で寝ていると股関節がとても痛みました。

簡単な鍼治療では効果なく、これはちょっとなすすべがないなと思って、早7年がたちました。

それが痛みが起きなくなっていたのです。

あとお二人にも治療しましたが、初回から変化を感じていたようです。

脳溢血脳梗塞の後遺症治療 5月22日

 

 今月に入りやっと自分の身体調整が分かり、いま体はとても良い状況です。

絶好調とはいかないまでも、ウォーキングの回数も増えその疲れもすぐ解消される、とても良い循環に入りました。

これもひとえに自分の治療のおかげです。

感謝!感謝!

と言うのは冗談半分として、医者に言ったら「長谷川は自分で調整できるからいいなあ」と言われてしまいました。

これは本当です。

交感神経副交感神経の調整を行うことが、私の鍼治療では可能なので、その応用を行っていくことで範囲がさらに広がるというわけです。

心臓の調整の最後のところが中々治らなかったのですが、それも神経調節によってほぼ正常波形を描くところまで来ました。

そのことがまた後遺症を治す効果を引き出しているのです。

今残っている最後の箇所は、左肩関節周囲の痙性麻痺です。

左手で引き戸を右に押すときに、かなりの痛みを伴いましたが、それも徐々になくなってきています。

肩の筋肉が柔らかくほぐれて来たのが分かります。

肩の動きは肩甲骨も伴いますが、その方の筋肉もかなりほぐれてきているので、左手肩の動きが良くなってきているのです。

昨日のウォーキング途中に信号が変わりそうなので、ちょっと走ってみました。

結構いい感じでした。

1,2か月前にためしに直線を走りましたが、その時とは雲泥の差で楽に走れました。

左手に痺れ感が出ています。

掌や指の動きは元に戻り、右手と同じになりました。

いまの痺れは感覚が元に戻る前に起こる、軽い神経痛みたいなものととらえています。

これから温度上昇に伴い一気に治療を加速しようと思います。

他のお二人も顔を見ると、どちらも50以上なのに少女のような顔が現れていました。

高麗手指鍼は過去の傷やケガも脳が記憶しているのを、よみがえらせることがあるのですが、のような効果が顔のつくりにも表れるのでしょうか。

脳溢血脳梗塞の治療法 5月14日

 連休中に激しい足の痙攣が起きました。

こむら返りのような現象です。

昨年暮から右足に起こったりしてました。

夏などなら足が布団から出て、冷気に当たって冷えて起こったと理解できます。

しかしこのたびは尋常な程度を越して、左足が押しつぶされるような感じです。

2週間ぐらい前から足にお灸をしたり、置き針をしていました。

しかしその効果もなく5日は、ひどい痛みに苦しみのたうち回るという感じでした。

これは何かと考えました。

水分不足?

冷え?

ミネラル不足?

どれも科学的根拠なんてない推測でしょ!

経絡を考えると胃経です。

そこでお腹の胃のツボ、中かん(肉付に完)に置き鍼をすると、その痛みは和らぎました。

そこで上かん下かん、また痛みの激しいところに5か所ほども治療しました。

そこで気が付いたのは、この痛みは実は胃からきていて、胃が痙攣をおこしたことが、足の胃経の痙攣になったということです。

そういえばこれが始まった暮れごろから、何か体が揺れる感じがありました。

これもおそらく胃の痙攣が起こしたことだったのでしょう。

では右足の痛みは?

それは胆経に当たり五行論から見れば、相克の関係から頷けることです。

それやこれやでひと段落すると、なんと血圧も安定してきたのです。

循環器系の医者にストレスからくる高血圧じゃないかと言ったのに、機械の検査だけでそんなことはないと言っていましたが、やはりストレスからくる高血圧だったんだと納得しました。

胃の裏から交感神経が出ています。

これに影響されて胃から腸までが以上緊張し、硬くなるのでそこに血流が滞留してしまう。

そこで足が以上に冷え、便通他も悪くなりと悪循環の連鎖が起こるのです。

漢方薬も処方しました。

元気になる運動を始める、心臓のリズムが良くなる、脳神経の回復が図れる。

そしてパーキンソン病などにも発揮している、機械を使って脳神経の刺激補寫をきめ細かく行っています。

肩甲骨回り特に下の凝りは取れました。

いま一番きついのは肩関節内で、肘を平行にして腕を上げる挙上の時、まだ筋肉の連動がなされていないので痛みが走ります。

ウォーキングもほぼ普通に返ってこられるようになりました。

途中で首を自由に曲げられるので、一層危険回避ができるようになりました。

私自身の経過はそこまでです。

あとお二人の経過です。

どちらも顔艶も格段に良くなりました。

より細かい操作ができるようになり、動きもスムーズになってきました。

それらが格段に実感としているとのことです。

一遍に急激な変化があることはないのですが、今までとは2段階ほど効果の出方が違うように感じます。