脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳溢血脳梗塞の後遺症 治療 3月10日

 昨年から書き込みが無かったのは、実はいろいろなことを同時に行ていたので、できなかったのが理由です。

そのストレスなのか2月にひどい風邪にかかり、10日以上食事がとれず2月は難儀しました。

しかし私の研究が進み脳の理解、そしてそれをいかに治療に生かせるか、それが問題でしたが成果が出てきました。

ディメンション治療を書きましたが、それを行うと今まで以上に神経痛に悩まされます。

一過性のものなのですがそれが収まると、より動きがスムーズになります。

私の場合ですとまず左の足が普通に出るようになりました。

次に気が付いたのは、自転車の操作です。

ちょっとした瞬間にバランスが取れないことがありました。

自分でもまだ回復していないのかな?と、思うことがありましたが今はそれも無くなりました。

脳神経のことも問題があるのでしょうが、手の凝り足の凝りが緩んできて、命令通りの動きになってきたことも、大きな要因でしょう。

さらに昨日あたりからごく普通に歯磨きで、左手を右手と同じレベルで操作できることに気が付きました。

左の歯は右手右の歯は左手で、歯ブラシを持ち替えて磨きますよね?

それが違和感なくできるようになったのです。

治療と研究の成果の賜物です。

まだ詰めなければいけないところは多々ありますが、ここまででわかってきたことは、既存の治療では脳溢血脳梗塞は治せないということです。

がんや免疫疾患についても同じことが言えます。

つまり既存の鍼治療では、腰痛肩こりまでが治療範囲という、世間一般にある鍼灸の認識が合致する治療法と言えます。

では内臓疾患が治せたとか数々のがんや免疫疾患の症例はどうかというと、これについては「治療家の気」の問題について突き詰めて考えないとなりません。

それはまた別のところにして、魚の時代に備わっていた臓器の疾患を良くしたという、そのような事例を検証してみます。

内臓疾患は西洋医学でも治せないというのが認識するところです。

手術というのはこの場合問題にはしません。

一般に内臓疾患が発症する原因に、体内にいるウィルスが疑われています。

既存のウィルスなので現在でも立証することが難しいのです。

このウィルスを抑える免疫システムをコントロールすることは、現在の西洋医学では困難なことです。

なおかつ原始から備わっている免疫と、進化の過程で獲得した免疫とを、区別して治療することは全く至難の業なのです。

東西の医学をもってしても難題なのです。

鍼灸にはこれに関係するデメンションⅡとⅢのツボがないので、現在のところ治せないということです。

それがある程度先達の報告では内臓疾患にも効果を出せたというのは、鍼灸技術を超えた治療家の気の効果なのでは?と、現時点では考えるのです。

またディメンションを考えて治療しないと、脳溢血の後遺症は治せないのです。

自分の体で実験をしなくてはならない、因果な商売と言っては何ですが。

脳溢血脳梗塞の治療 12月15日

 かなりの改善をしてきたのですが、元の体になるには筋力アップが必要です。

そこでまず試したのが以前出版された「能に学ぶ深層筋トレーニング」安田登著 ベースボールマガジン社刊 でした。

DVD付きでしたので見ながら、動作を行ってみました。

疲れますね、思った以上に筋肉の衰えを実感しました。

能は思った以上にハードな芸(全部カタカナにすると違った意味になっちゃいますね)であることを実感しました。

そこで今少し基本に帰ろうと、長友選手の専属トレーナー木場克己著「体幹バランスメソッド」(株)カンゼン刊のDVDを見ながら、まずストレッチを行いました。

腰や股関節の可動域が狭まっていましたね。

ぐぐーっと伸ばすと少々痛みを感じますが、縮こまっていた筋肉が伸びていくのがわかります。

いくつかの動作を行ってみると、歩幅が広がり歩行スピードが速くなっているのに気が付きます。

倒れてから対処法がわからなかった、右の腰の筋が伸びて痛みを感じなくなりました。

ストレッチの際に気が付いたのですが、どうも原因は悪いほうの股関節にあって、その影響が右に出ていたということを実感したのです。

「巨刺の法」というのが鍼灸にはあり、右の痛みは左で取り反対は反対でとる、有名な方法を思い出したという具合です。

人間の体は複雑でかつ便利にできているものなのです。

このようなことも人間の生理骨格を学んでいけば、何ら不思議なことでもないのですが。

気が付くと最近自分で鍼治療やらなくなっていました。

先の日曜日には高校の同級生と、忘年会を行ってきました。

鍼治療を行わなくても、少しづつ回復しているのを実感しているからかもしれません。

またこのようなときは次のステージに向かう前に、いわばウォーミングアップの時間かもしれません。

もう少し早く結果が出る方法はないか?ということです。

ディメンション治療を次のステージに向かわせるにはどうするか?

何を改善すればよいのかヒントはないかなと、もしかすると頭の中で考えているのかもしれませんね。

私の頭ですが。

懸案だった「不眠治療対策CD」もほぼ完成に近づいていて、余裕もできてきたのです。

始めると多くのことを同時に始めるので、なかなか先に進めない悪い癖が起きていたのです。

さてネクストステージに進みましょうか。

脳溢血脳梗塞の後遺症治療 12月2日

 私の後遺症もあとは仕上げの段階まで来た感じがあります。

ただ問題はこの時期になると、なぜか朝方に原因不明の腹痛と血圧上昇になることです。

その原因と対策がやっと本日解明できたようです。

血圧さえ安定すれば、あとは少し残った痙縮と、筋トレですべて解決になるでしょう。

5日ほど前ウォーキングに出かけました。

左足には全く違和感も疲れもありません。

何も意識しないというのが正常なので、ほぼ左足の運動麻痺はなくなったということでしょう。

ただ筋肉の衰えはあり体勢が崩れた時に、踏ん張りが少々おぼつかないと感じます。

これもスクワットなどで対策をすればよいことです。

ディメンション治療は私が脳の進化過程を研究し、後遺症治療をいかに効果的効率的にするか、導き出されてきた治療法です。

魚の脳、鳥の脳、そして哺乳類の脳と進化して、3つに分けられるわけです。

その段階においてディメンションが表れ、そこに次々とツボも表れてくることになります。

運動野と表示されるのは実は哺乳類の脳にあり、ディメンションはⅢになります。

デイメンションⅠの魚の脳では、実は運動野のツボを確定できても、そこの刺激は効果的でないと見ます。

なぜなら魚には運動野という特定の部分はなく、背骨などにある神経がその役割を果たしているのです。

では鳥類の運動野はどこにあるのか?

今そこに考えがいたって探しているのですが、なかなか文献が見当たらず苦労しているところです。

なぜこのようなことを考えるかというと、人それぞれダメージを受けたところが異なるので、そのダメージを受けた脳のツボ刺激をしていかなければ、真の治療とならないと考えるからです。

運動麻痺が完全復活することはまれで、各種リハビリ方法があっても完全麻痺には対応できていません。

それはなぜなのかと考えると、運動で刺激することに限界がある。

その限界は、どこの脳の部分にどのようにして刺激できるかにかかっている、と考えています。

運動野が運動命令を出しているが、リハビリ運動はその運動野に刺激をフィードバックできているのだろうか。

鳥の脳に損傷または不具合があるのに、リハビリ運動はそこに効果的は処方を与えられているのか。

魚の脳に対応するのは脳幹であり、そこは呼吸や循環などをつかさどるところでもある。

しかし魚には運動野はないわけであり、それでは延髄などの下位脳の刺激までしなければならないのか。

まだまだ効率的かつ効果的な決定的な方法はまだまだ研究の余地があります。

しかし今の段階ですでに良い結果を私自身が体感しているので、この方法研究が良い方向を向いていると確信しています。

まずは自分が完全復活を見るのが一番と考えるので、ぜひにも今年中に完全復活を急ぎたいです。

脳溢血脳梗塞の後遺症治療 11月17日

 パソコンを買い替えたので、ソフトやデータを引越ししてましたが、やっと片付きました。

ほぼ1か月も掛かってしまい、治療より大変でした!

ディメンション治療を始めてからも、ほぼ2か月でしょうか。

患者さんお二人は効果が感じられています。

新患のお二人のうちお一人は遠路からお越しいただき、運動麻痺があるので集中治療して少し良かったかなという感じがする程度です。

今お一人はまだ実感としては何もないということですが、私の診断ツールで計測すると、現時点で68パーセント程度の回復になっていると読めました。

当初は健康状態に比べて50パーセントと出たので、そこから出発して着実に良い方向に言っているのではないかと思います。

さて私自身の状態は、まず左足が自分の足に戻ったことが、いま時点で最大の改善点です。

自分の足というのは、意識しないで足がまっすぐに前に出るということです。

健常なら何でもないこのようなことが、足が外を回って前に出るそのようでしたが、それが元に戻ったということです。

血圧の正常値を維持しており、これも大きなところです。

左手に関してはひどい肩こり程度の回復、そのぐらいになっています。

左手でものをつかむと「手が笑っている」ような感じが一時ありましたが、今は左手でも違和感なくものをつかんでいます。

握力はまだ弱いのですが、キーボードを打つスピードも速くなり、感覚も日々戻ってきています。

あとは結果を待つだけ、時間とともにさらに良くなっていくだけと思っています。

それは神経が再生するのか、または別の脳の部分が代償するのかはわかりません。

しかしより早くより効果的な方法を模索する、次の段階はその研究に進む段階にあると考えます。

ディメンション治療本格的に始めました

脳溢血脳梗塞の治療にディメンション治療法を取り入れました。

現在は順調に効果を出しています。

すでに書いたと思いますが、耳鍼の創始者ノジェ博士のアイデアを、手指鍼に取り入れて進化させたものです。

ディメンションⅠ、Ⅱ、Ⅲと分けるのですが、ノジェ博士もなぜそれらが出てきてその意味するところなのかは分からなかったようです。

推測はしていたのでしょうが、日本で手に入る翻訳書にはそれが書かれていません。

私はこのディメンションの意味を解明しました。

さらにこれは前から行っていたのですが、なぜそのようになるのかがわからず行っていた診断法が、実はこのディメンションと深く関連していたと気が付きました。

そこまで気が付けばもう簡単です。

あとはどのディメンションを治療すればよいのかが分かるので、その経絡とツボを刺激すればよいのです。

例えば脳溢血の場合痙縮を起こしているところは、ディメンションⅠとⅡが主に関係します。

もちろん運動野から出ている信号も補強してやることになります。

ディメンションⅠとⅡの脳に関係するツボを取り、そこを抑制するまたは補償することをします。

もちろん運動野も刺激します。

例えばディメンションに関係する腎臓のツボは、合計3つになります。

これは伝統的な鍼では考えられないものです。

3か所刺激するということではなく、いま障害となっている臓器や脳神経のツボを、診断したとおりのツボ、すなわちそのディメンションのツボを選び出すということです。

そして補瀉を行います。

これらを理論を立てさらに熟考し、自分の体を使って実験したところ、これで急速に変化が表れ症状が消えてきました。

そこで妹のパーキンソン病にも適用したところ、これがあたりで今では朝起きぬけの震えをほんの少し感じるほどになりました。

お二人の痙性麻痺患者にも適用しました。

まだ2回ほどしか治療はしていないのですが、2回目の治療時にニコニコされ前の治療法がよかった、体が明らかに変わってきたと仰っていました。

脳溢血脳梗塞の治療法はほぼこれで完成ではないでしょうか。

あとはより早く効果が出るよう改良することだけでしょう。

痙性麻痺治療の完成です

治せない痙性麻痺に朗報です

 手のひら先生が自分の痙性麻痺を治す治療法を完成しました。

痙性麻痺は脳溢血脳梗塞後遺症の中でも、治療に関してはお手上げ状態でした。

高麗手指鍼を使ってはじめた治療が、改善と進化を繰り返しやっと完治させるまでのレベルに来ました。

動画で説明しておりますので、ぜひご覧ください。

リハビリは大事です、でも必死に手足を動かしても、筋トレを励んで筋肉を増やしても、痙性麻痺は治せません。

何しろ筋肉の問題ではなく、頭の中の問題なのですから。

それも健常な方と損傷を受けた脳とどのようにバランスをとり、損傷を受けた脳にどのような刺激を与えるか。

脳のツボは手のひらにはそれまで描かれていなかったので、まずそこのツボを精緻に描くことから始めたというわけです。

そこにただ鍼を打てばよいというわけでなく、打ってみたが効果はあまり感じられなかったのです。

そこで様々に工夫をして、一段一段階段を上るようにしてきました。

やっと上り詰めたのが今回紹介する方法でした。

先達の研究を踏まえそれを改良し、さらに自らの発明品を使って、痙性麻痺治療が完成しました。

こちらをご覧ください。


高麗手指鍼の痙性麻痺治療」

www.youtube.com

脳溢血の後遺症治療 10月2日

 パチパチとイオンパンピングコードを使った治療は、今までにないほどの効果を出すことができます。

しかし脳への刺激は少々きついものがあります。

まだ加減というか刺激の程度を決めかねないでいます。

そのため少々頭が痛いというより重い感じが、1日2日は続きます。

しかしそのあとは体に大きな変化をもたらします。

2日前3日前に連続した治療を、1日開けた本日はとてもすっきりしています。

ちょっとシャドーボクシングみたいに、左ストレートと伸ばしますが、何の痛みも起きません。

ちょっと違和感は残りますが、ジャブジャブそしてストレートと行っても問題なく、もう少しの鈍重感がなくなれば回復です。

これは長い間取れなかった肩甲骨回りの凝り、これが無くなってきたことも可動域が広がった原因です。

考えるに確かに長い間動かそうにも動かせなかったのは、筋力の低下ではなく脳の回復がなかったからです。

回復すればすべての関係する筋肉が、協調して動き始めるのです。

リハビリと言って筋トレをしても、負荷をかけて行ってももとには戻りません。

歩いたからと言いっても、痙性麻痺には効きません。

要は脳神経を刺激し脳そのもののが回復しているのか、または損傷してない脳が代償回路を作るのかはわかりません。

しかし運動野の命令は正しく伝わり始めたのです。

それも健常な方のレベルを磁気で下げて、損傷部分とバランスをとる。

そのような回復方法はではありません。

損傷部分、大脳基底核のツボこれをディメンションⅠ Ⅱと、視床下部のツボこれはディメンションⅠ、これをパチパチと自作したイオンパンピングコードを使って刺激します。

腰はすでに回復していて、凝りのとれただけ身長が伸びたと思えるようです。

なんだかジョギングもできそうな軽さです。

感覚は戻るかと心配していましたが、今回も少々神経痛様の痛みが出た後に、かなり正常になった感じがあります。

問題は左足裏の腫れたようなむくんだような、そして感覚がないところは果たして残ってしまうのかと心配していました。

それも徐々にそれこそ亀のような歩みですが、変化してきています。

やはりやりようによってでしょうが、人間の脳は無限の可能性があることが証明されそうです。