脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

高血圧を治す その3 12月13日

その玉ねぎ氷で血圧が下がったと思ったのも束の間、ほんの2、3日でまた不安定になりました。

かいつまんで書きますと、11月末起き抜けに血圧を計ると、上が190下が100ありました。

これにはさすが驚いてしまい、すぐに薬を1錠飲みました。

この量はいつも4分の1に削って飲んでいるので、4倍の量になります。

これでなんとか治まったのですが、夕方には今度は下がりすぎて上が100を切り、下は70を切りこれも体調はよくありません。

何故私が血圧にこれほど振り回されるかと言うと、西洋医学の方では降圧剤しか対処の方法がなく、一方で医師が薬は命を縮めるので飲むな、こう言っているのを知っているからです。

では飲むなという医師が具体的な対処法を提示しているかというと、全く役に立たないことばかりです。

160、170以上になっても問題ないなんて言っているけど、こんなに上がったら頭痛がしたり体は悲鳴をあげます。

脳溢血梗塞体験者は恐ろしくて、こんな血圧になったらパニックになります。

では漢方薬はというと、漢方医は漢方薬では血圧は下げられないと言っています。

鍼灸ではどうかというと、鍼は難しいし灸は避けたい治療法です。

これは過去の文献を読めば決定的な治療方法がないことが理解できます。


血圧調整のメカニズムは知っていたのですが、理解していたとは言えませんでした。

そこで手元にあった、「ブレインサイエンス・シリーズ 20 脳と循環ー血圧は脳によって調節される」を読み返しました。

すると年初から研究中の「手のひらにある脳のツボや臓器のツボ」を調整できることがわかりました。

血圧調整因子を次のように分類している。

昇圧に働く因子

A神経性因子 自律神経特に交感神経が昇圧に働くので、これを抑制すればよい。鍼灸で神経を調節する概念もツボもなかったが、年初来の研究でツボもその調節も発見実証済みです。

B内分泌・体液性因子 レニン・アンギオテンシン系 これは腎臓で作られ肺などで変化して昇圧する。これは腎を抑制すればよい。また同時に肺も抑制します。

バソプレッシン これは視床下部を中心とした脳内で産生され、腎臓で水の再吸収を促し昇圧に働く。これは視床下部ほかの抑制をします。

ナトリウム利尿ホルモン 心臓にある4つの部屋のうち心房から分泌されるもので降圧に働きます。 これは既に心臓4部屋に対応するツボは発見済みです。

プロスタグランジン これは腎臓髄質で産生されるが、当面は髄質に対応するツボはなく近々研究成果が出るという状況です。

とりあえず上記の問題解決を図ることとしました。

1回目の治療直後から効果はではじめました。

しかし降圧剤を通常より多めに飲んだりして、体内に残っていることでその影響も考えなければなりません。

降圧剤は2種類それぞれ1錠処方されていたところを、夜の分は服用せず朝飲むミカムロ錠を4分の1安全のため服用しています。

本日は2週間ほど経過しました。

起床直後は130台と80台で安定、トイレに行ってから30分ほどベットで休み計測すると、ほぼ120以下で80前半から70台になります。

つまりこの方法は体の血圧調整メカニズムを調整していることになります。

西洋医学ではお手上げの「本態性高血圧」対処の究極の治療法になると言えます。

分かってみれば簡単、創造主は本当に素晴らしく、そして手のひらで治療できる高麗手指鍼は、改めて素晴らしい治療法と認識した次第です。

「手のひら先生の高麗手指鍼」としたことは、さらなる進化をしていることを意味しているのだと、ここで改めて証明したと思います。

さらに血圧が正常になったことで、今まで首の後ろが凝っていたのは脳溢血の後遺症麻痺だと思っていたのですが、これが高血圧の影響であったことがわかりました。

これは思わぬ効果でした。