手のひらと温度分布
視野が欠けてしまって驚いて治療しました。
治りましたがとりあえず行った瑞岩灸治療が効果を出しました。
脳の温度が低い、すなわち血流が悪くなっているということでした。
ここからヒントをえて体温ならぬ指温を図ると、なんと左右差が顕著に現れました。
温度計でいくつもあるツボの検知は大変なので、サーモグラフィーがあったらと思いました。
しかし高いですね。
韓国なら安いかと聞きましたが、かの国は戦争状態なので軍事品の赤外線感知装置は中々高そうですし、手に入れにくいかもしれないということでした。
しかし手のひらのツボは密集している上に、1ミリの誤差で刺さねばなりません。
わが師金成万は2ミリ違ったら効果ないよと仰ってました。
でも手のひらを脳に見立て、脳神経のツボを刺激しようとしたら2ミリも外れたら効果はありません。
サーモグラフィーの解像度はどのくらいなのか、人体を対象にするものならいざ知らず、用途が違うと全く役に立たないものになってしまいます。
しかししっかりとこれが分析できれば、かなり診断も治療にも生かせると思っているのですが。
でもアバウトではあるのですが、気を見るために手のひらをかざして治療をしています。
これはどこに問題があるのか、冷えているのかとか温かいとか、モヤモヤした嫌な気が上っているとか、時にはかゆみが伝わってくることもあり、等々を検査するのが目的です。
また意識はしないのですが、これによって患者さんの病気を治す気が伝わっているはずです。
軍事目的で開発された暗視装置が民生用に降りてきましたが、まだまだ工業用が主になっていて高価なんですね。
安いもので10万円、高いものだと百万円以上します。
解像度を求めればそこそこ目がクラッとくるようです。
でもほしいなー!
治療用と言うより研究用ですが。
しかしある程度ツボに見当がつくなら、温度計で済みます。
大脳基底核に左右の温度差が顕著だったのですが、その治療に注力した成果で今は差も少なくなりました。
結果降圧剤の服用を止めても、今朝の血圧は118と理想的な数値をしましました。
本態性高血圧の一因に脳血流の障害があるかもしれません。
意外に思い気が付いたのは、脳の命令伝達回路よりむしろ命令を出す運動野の冷えが、脳溢血後遺症が中々改善しない原因なのかもしれないと気がついたことでした。
体温も少し上昇してきたのか、36.2位のものが36.4度に上昇してきました。
脳の温度イコール体温なのでしょうか?
さてさて、何か手のひら先生の高麗手指鍼は、さらに面白い方向に踏み出してきたのかもしれません。