脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

芸能人にも多い脳卒中を知って驚く

 文化放送高田純次さんの番組に出ていた、河合美智子さんがでなくなっていたと思ったら、脳溢血を2016年に起こしていたのを知りました。

2017年か8年か忘れましたが、回復し舞台復帰をしたというニュースが流れていました。

まだ7、8割の回復のようですが、まずは一安心のところまで回復されたようです。

そんなに脳疾患を患う芸能人がいるのかと、ネットで探すと結構な数発症している方がいますね。

超有名な方は長嶋茂雄監督でこれはみなさんもよくご存知でしょう。

歌手だと私がよく聞く徳永英明、彼は脳梗塞と言われていますが、最初のニュースでは確か「もやもや病」と言われ、これはミスター・チルドレンの桜井和寿も同じ病気だったのではないでしょうか。

大橋未歩アナウンサーも脳梗塞でした。

星野源クモ膜下出血だったということで、これは危なかったのでしょう。

芸能人でも脳卒中で括ると脳の疾患を患う方は多いですね。

有名人だから目立つのでしょう。

一般人でも死因ランキングは第4位になるので、私自身が脳溢血を起こしたのも珍しいことではなかったのですね。

ただ自分の高血圧の原因を治すことが出来るようになった、その立場から考えるともっと脳卒中は減らせるのではないかと考えます。

しかし今はその問題は横に置いといて、脳溢血後遺症を治すことを考えてみましょう。

NHKで何年か前放映された「脳溢血の治療」では、最後に出てきた教授がいった言葉「リハビリは根性です」には呆れましたね。

脳の可塑成という言葉がありますが、脳は柔軟性を持っているので損傷箇所が担っていた役割も、残った部分がその代役を担うようになるのです。

東洋医学の古典「黄帝内経素問霊枢」は紀元前256年と言われる、中国春秋の戦国時代に書かれたものなのでもう二千年以上前になります。

したがって脳については当然のごとく働きも理解も及ばなかったのです。

そこで鍼灸で脳に関するツボは本のここ何十年かのうちに発見されたと言って良いでしょう。

フランス人医師 ポール・ノジェ博士の耳鍼 朱氏頭皮鍼 YNSAの山元敏勝博士の山元式新頭針療法 ぐらいでしょうか。

それもピンポイントで脳神経とツボを関連付けているのは、ノジェ博士だけです。

朱さんの頭皮鍼は気功の気を使いこなせないと治療ができないので、ここではあえて触れませんツボよりゾーン療法になります。

YNSAも脳の部分はゾーン療法になります。

自画自賛ですが厳密に脳神経を的確に刺激治療できるのは、「手のひら先生スタイルの高麗手指鍼」だけのみと考えます。

そのような脳神経を刺激できるツボなのですが、うれしくも大きな誤算がありました。

脳溢血後遺症にもリウマチにも、そしてパーキンソン病にも改善が加速し、今まででは考えられないような効果が出ています。

手のひらにはまだまだ効果を引き出すツボがゴロゴロと潜んでいるようなのです。

それは医学書にも書かれてはいないし、東洋医学の古典にもいわんや高麗手指鍼を発明し、手指鍼講座を書かれた柳泰佑師も分からないツボの効果です。

もともとそして今でも脳神経の詳細なツボな有りません。

これらは独自に発見したものですが、それでも治療に実際使ってみて初めてその効果に、新たな発見もあるということです。

それが今回紹介する脳梁という脳神経に対応するツボになります。

脳梁は左右の脳を連絡しつなぐ役目をしていると説明されています。

左右を繋げて情報を共有しているのであろうと推測はされています。

脳を刺激するというのは簡単ではありません。

それは私のホームページをご覧いただければお分かりのように、進化とともに脳も変わってきているので、進化を考え効果を出すためには正確にツボを取らなければなりません。

脳梁のツボはそのような治療の中で意図して鍼を刺したわけではなかったのです。

これも加えてみようと考えた程度あえて効果を狙ったものではありません。

ところが生物製剤を使っているリウマチ患者さんで、関節の痛みは少し残っている方が「先生あのツボが効きました」と仰ったことで、これに注意目したのです。

もうひとりのリウマチ患者さんが関節や足膝の腫れなどの治療に使っていた、イオンビームという機械をもう使わなくていいですのを思い出しました。

やはりこのツボが大きな効果を出していたのでしょう。

次回の治療の時に改めて確かめようと思います。

パーキンソン患者さんにも使いましたが、驚くほど早い回復をしています。

なにか特殊な治療をする医師のところで治療を受けていたのですが効果なく、当院にいらっしゃったのですがまだ10回程度の治療で次々効果が出て、今では顔つきも良くなり血行が良くなったのが分かります。

脳溢血患者さんにも大きな効果が出ています。

このツボを加えて2回の治療で患者さんが実感するほど、腕の可動域が広がり痛みが薄らぐことになりました。

なにが原因で良い効果を引き出しているのでしょうか?

まだまだ東洋医学も、手のひら先生スタイルの高麗手指鍼は、研究の余地がありそうでその先は無限大かも知れません。