脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳梗塞発症その後 02

脳梗塞発症しましたがその後遺症ではなく、10年前の脳溢血の後遺症が強く出ています。

 

加山雄三さんは脳梗塞発症しても、自己判断が早かったのと処置が適切だったのとで、早くも職場復帰したようですね。めでたしです。

私の場合は比較的早く病院に行き、点滴処方で梗塞が起こした症状は治りました。しかし血栓が広範囲に飛んだようで、結局6週間の長期入院になってしまいました。

 

今苦しんでいるのは10年以上前に脳溢血を起こし、かなり克服していたはずの後遺症がぶり返したように出てきています。

 

鍼灸師というのはつくずく因果な商売と思うのですが、前回の脳溢血後遺症をなおそうとして、手のひらの中に脳神経のツボを掘り起こすことが出来ました。さらにそれらのツボをどのように運営していくかは、進化論を絡めて理論化しました。

その基本原理を本にして11月より販売しています。原稿は5月に書き上げたのですが、8月に突然脳梗塞を発症してしまいました。

 

幸運だったのは五体は健全に近いので、後は体力が戻るところまで来ています。

意欲がなかなかわかないのですが、これは脳へのダメージが少なからず影響しているのでしょう。

鍼治療も行っています。温灸治療も併せて行っています。

ここで効果が出ていると実感するのは、サウンド・アキュパンクチャの効果です。すでに「不眠症対策CD」として販売していますが、この分野はインチキ商品が多いのを忘れていました。同じ類のものと思われたのか売れませんね。効果は自分自身も実感しており、体験してくれた方にも好評だったのですが。

 

少々横道にそれましたが、今は脳神経の音と経絡調整の音を入れて聞いています。まだまだ調整するところがありそうですが、後遺症の凝りが和らいできたほか少し意欲が出てきたでしょうか。

入院する前は脳溢血後遺症の患者さんも、かなり手足の運動が改善していました。これは脳神経のツボの刺激と経絡調整でした。これはYoutubeに動画を載せていますのでご覧ください。

この成果はまだかかるようですが、私の行っている高麗手指鍼は鍼の範疇から飛び出したような内容になっています。興味が起きた方はぜひ本をお読みいただきたいと考えます。

鍼治療とは何か?私の行っている鍼治療の原理はどこにあるのか?などなど、鍼灸学校の生徒のころからのことも書いています。

よろしくお願いいたします。

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法

手のひら先生の高麗手指鍼療法

  • 作者:長谷川 和正
  • 出版社/メーカー: 風詠社
  • 発売日: 2019/11/01
  • メディア: 単行本