脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

冷えを取って眠りが良くなった

前回左右の体温差があったので治療したことを報告しました。

本日も検温すると左が36度ジャスト、右わきは36.1度でした。寝る前は左右が逆転し、左36.4度 右36.3度と言う時もありました。

未だ睡眠は改善したとは言えませんが、急に寝落ちし1,2時間で一度寝覚めた後、4,5時間寝るといった具合です。

寒さでトイレに起きることはなくなりました。

なぜ急に冷えが解消されたのか考えてみました。

1、経絡とは何かを基本から考えて治療を見直した

2、陰陽五行論を見直し、木火土金水の中の熱に属する火の使い方を考えた

3、左を下にして寝転がってテレビを見る癖を直し右に代えた

4、鍼をやりやすい左ばかりに刺していたので、基本通り右で治療するようにした

なにが効果的だったのか考え中です。

さて少し元気になってきましたので、スロースクワットに負荷を掛けて行っています。

歯の治療をきっかけにして外に出るようになったので、週に1,2回は外出するようになりました。

スロー・スクワットで足に筋肉は太く戻ってきましたが、ウォーキングで使う筋肉とは異なります。

未だそれぞれの筋肉の連動が微妙にずれるので、改めて歩くことは重要と考えています。駅まで徒歩で往復すると3000歩から5000歩になります。

そのことが指の動きにも良い影響が出るようです。

昨年出版した「手のひら先生の高麗手指鍼療法」に書きましたように、治療には人間が進化してきたことをなぞって行うことが、様々な病気にも効果を出せることにつながるのです。

その検証を今行っている治療に生かしています。すると劇的と表現してもいいような効果がでています。

最近来られ始めた方は、すぐ効果をご自身が実感されたようです。

どのような効果がでてくるのかは徐々にここでも書いていく予定です。

車いすを使っていますが、立ち上がることもまた座っていても体の保持が難しくなっているようです。

どの程度まで回復するのか結果が楽しみです。人間の回復力はいかほどの物か、チャレンジしがいがあります。