脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳梗塞後遺症治療 その3

さすが若大将 加山雄三さんはすでに退院し、コンサートも再開したとのことです。

自分で判断し入院したそうですが、その判断力はお見事です。そして後遺症もないうえに、お仕事も始められたのは見事としか言えません。

 

私自身のことを言えば比較的早い判断で病院に行きましたが、運動機能はすぐに回復しましたがその後言語機能がおかしくなったりしました。

血栓が点滴の影響もあったかは分かりませんが、血栓が脳の広範囲に広がってしまったことで入院も長くなりました。

脳梗塞はワーファリンで血栓を作らないようにしています。しかしまだその数値は不安定なので、いま少し治療については気を付けないといけません。

さて、脳梗塞は突然予告もなくやってくる、脳卒中より恐ろしいですね。脳卒中は高血圧など納得できる原因があるからです。

では何故脳溢血になってしまったかと言うと、NHKの造語「キラーストレス」の治療法を知らなかったからです。

生理学西洋医学解剖学などは西洋医学の方が上です。東洋医学の知識では対処できません。NHKの番組「人体シリーズ」を見て初めてそのメカニズムを理解できました。

40歳から鍼灸学校に入った私は、不得意科目は生理学と解剖学でした。ホルモンの働きや脳のメカニズムまで理解していたなら、キラーストレスなど簡単に治療できたはずです。

血栓を作らないためにはワーファリンなどの薬を常用しなければなりません。

しかし我々の体は血栓を作るメカニズムも、それを溶かすメカニズムもあるわけです。体験してみないと解決法を考えない、厄介な職業でもあるわけですが、血栓に関しては東洋医学も西洋医学も根本治療は現在はありません。

 

どうも血管内部の内皮細胞がその働きをしているみたいですが、血管を調整する方法は東洋医学にはありません。

そこで今考えているのは、音で動脈静脈の内皮細胞に刺激を与えることです。静脈の血栓は元サッカー日本代表高原直泰選手が、移動中に発症してエコノミー症候群として、広く知られるようになった病気です。

運動選手でも突然発症する、予告もない予知もできない疾患をどうにかして対処できないか?

自らの治療も含めて対処法を考えているところです。それが音で治療する、サウンド・アキュパンクチャの考え方です。