脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳梗塞後の初投稿 

昨年2019年の8月26日のことでした。

患者さんの鍼を準備をしていたところ、なぜか右手が上がりません。

力が入らないほかに力が抜けるのです。「あれ?疲れかな?」と言う思いでしばらくいると、また手が上がるようになります。

もしかすると?脳梗塞かな?という考えが浮かびました。

 

そんなことの繰り返しをしているうちに、これは脳溢血で入院した病院に行こうと決めました。

タクシーを呼び玄関のカギを掛けようとしましたが、もう腕は上がりませんでした。

 

その日に入院しました。

右腕は点滴で1日で元に戻りましたが、今度はロレツが回らなくなりました。その時点で医師もこれは重症と感じたようでした。

結局60日も入院し、その部屋の主みたいになってしまいました。救急での入院は今は3週間ぐらいなのに、その倍の日数入っていました。

無事退院しましたが何しろ意欲が失せてしまいました。現在考えると12年ほど前に発症した脳溢血から、完全に治りきらずにいたことで血栓が出来ていたのでしょう。

体力が自分で考えている以上に無くなっていて、下痢をする、長く歩けない意欲が湧かないなどほぼ1年経過しました。

 

治療家は自分のことは分からないの謂いのごとく、ここで理解したのは右脳の脳溢血後遺症で左半身の血流が障害され、結果左半身に冷えがあり左右差1度もありました。

これが血栓を発症した原因だったのでしょう。

ただ頭の方はまだ動いていたので、以前から研究している「SA サウンド・アキュパンキュチャ」を進め、現在は難聴と関節リウマチ パーキンソン病の治療に大きな効果を上げています。

本日からは脳卒中と癌治療のSAを作成する予定です。

 

自分の体のことが理解できたので、治療効果はさらに引き出せるはずです。

それと室内で石井直方教授の勧める「スロー・トレーニング」を徐々に取り入れています。

レーニングしながら脳卒中後遺症患者に取り入れられるためには、どのくらいの強度が相応しいかを考えています。

 

スロトレは健常者にもお勧めです。短時間に簡単に筋力が上がります。半年もしないうちに10代の頃の太ももの太さに戻った感じです。