脳溢血脳梗塞後遺症 治療法

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の脳溢血脳梗塞後遺症治療について語ります。

脳卒中後遺症鍼治療とSA(サウンド・アキュパンキュチャ)

脳溢血後遺症の患者さんがお一人いますので、SA(サウンド・アキュパンキュチャ)を作曲と言うのでしょうか?曲作りをして試聴していただいています。

来週になれば結果報告を貰えると思います。

自分用のものはあれもこれもと考えているうちに本日になりましたので、とりあえず作成したものを今聞いています。


何回も言うようですが自分の身体になると、多くの情報がありすぎるので治療は何から入ったら良いのか迷ってしまうのです。

新年明けた頃から透明な水様の鼻水が、頻繁にタラ~と落ちるようになりました。

ネットで調べても花粉症が原因だとか思い当たることは出てきません。

脳が冷えすぎているのかと考えたりしました。

脳梗塞発症する前の1年は毎日1回は激しい下痢に襲われていました。

その記憶があるのでこれはどうにかしなくてはと考えました。

しかし一人で考えるのは限界があるのです。それなら誰かにと思っても、医師に聞いても良い答えは出ないでしょう。

年末になってやっと鼻水も治まって来たようです。

どうやらやはり体温の低下だろうという結論に至りました。

朝の体温、日中の体温、そして夜の体温を測りました。

左右の体温を計測すると左は36度を下回りますが、時には36度を超えることもありました。

左手のみで鍼治療していたのを、右手にも数回行うようにしてみました。

スロースクワットも左半身を意識して行うようにするなど、様々なことを試した結果が、鼻水を減らし体温を上げるようになったのだと結論に至りました。

治療には左右のバランスを考えなければなりません。

手のひらには全身が表されると言っても、それでは足が4本手が4本になってしまいます。

さらに左半身の運動は右脳が受け持ち、右は左脳が受け持つのでそのことを考えながら鍼治療も行う必要があります。

さて体の冷えは西洋医学ではそれほど重要視しないかも知れません。

東洋医学では冷えも熱も対処する方法を備えています。特に高麗手指鍼理論では、舎岩五行鍼理論と言って調整する方法があります。

この場合は冷えなので冷えを取る「寒方」を使うことで対処可能になります。

この文章を書きながら患者さんに提供したSAを2回、計2時間ほど試聴しました。

いきなり走り出すような効果は出ませんが、気のせいかなんとなくですが左手の動きが良くなった気がしています。気のせいかな?

午後は自分用にSAを作製しましょう。

さらに耳鳴対策用SAも研究してみましょう。耳鳴りは昨年から研究検証しているのですが、あと一息まで来るのですがまだ完成には至りません。

 

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次の本は

 

手のひら先生の高麗手指鍼療法

手のひら先生の高麗手指鍼療法

 

 

がどのようにして生まれたのかを書いたものです。
他の鍼灸書のようにこのツボを使えば治るというような本ではありません。手のひらのツボのことや治療法については
「高麗手指鍼講座」柳泰佑著 たにぐち書店 刊 日本語訳がありますのでご覧ください。鍼灸は見たり読んだりしても身につくものではありません。

サウンド・アキュパンキュチャは本の最後に数ページですが記述しております。

一般の方には病気を治す鍼治療とはどういうものか理解できるように書いてあります。さらに私なりの簡単自律神経調整法を図解しております。